今月号へようこそ
「始まり」と旧約聖書
新年を迎えた今は,「始まり」について考えるのに特にふさわしい時期と言えるでしょう。
わたしたちは今年,旧約聖書と高価な真珠に導かれ,人類が知る中でもとりわけ重要で並外れた「始まり」のツアーに出発します。
「最初に」(アブラハム4:1)御父とともにおられた御方である,イエス・キリストについていっそうよく知ることができます。世界の創造と現世の始まりについて読むことができます。この地上における悔い改め,家族,戒め,神殿での礼拝の始まりについて学べます。今日わたしたちの生活を形作り続けている神聖な聖約の始まりについて研究できます。
そして,まだ旧約聖書が大好きになっていない人は,今日を研究と探求の新しい時期の始まりとすることができます。12ページでは,わたしがこの聖典への関心を深め,新たな熱意と目的意識を持ってその教えについて考えるのに役立った,幾つかの真理を紹介します。42ページでは,中央日曜学校会長のマーク・L・ペイス会長が,「誠実に,祈りの気持ちを持って」進んで読むことで受けられる,力強い祝福を挙げています。
何よりもまず,人生における新たな始まりを迎えられるのは,イエス・キリストのおかげであることを覚えておきましょう。6ページのクエンティン・L・クック長老の記事では,救い主が両腕を広げてわたしたちを待っておられるので「すべてが失われることは決してない」ことを,クック長老が証しています。わたしたちは主の恵みのおかげで,はるか昔にいにしえの先祖たちが始めた霊的な旅を続けることができます。
この一年が,わたしたち一人一人にとってすばらしい始まりに満ちていることを願います!
マリッサ・ウィディソン
福音実践アプリ編集主幹補佐