4月
イエス・キリストはわたしの救い主,贖 い主です
『子供の歌集』から選曲して歌います
「わたしたちは,キリストの
この冊子に提示されているアイデアに皆さんのアイデアを盛り込んでください。子供たちに教義を明らかにし,子供たちが教義を理解し生活に応用できる方法を計画してください。次のように自問してください。「これを学ぶために子供たちは何をすればよいだろうか。子供たちが
第1週─イエス・キリストはわたしたちの救い主になるように選ばれました。
教義を明確にする(文字の並べ替え)─ホワイトボードに「イエス・キリストはわたしたちの救い主となるように。」と書きます。え,ら,ば,れ,ま,し,たの7つの文字を一つずつ書いた紙を部屋にばらばらにして置きます。子供たちに文字をホワイトボードにはって文章を完成してもらいます。モーセ4:2を読んで,答えを確かめてもらいます。ホワイトボートに書かれた文章を一緒に読みます。
理解を促す(歌を歌う)─「ぼくはむかし」(『聖徒の道』1999年4月号,「フレンド」5)についての次の質問を一つずつ書いた紙を3枚用意します。
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わたしたちが地上に来る前,天でみんなに計画を示してくださったのはどなたですか。
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「父よ,わたしをお遣わしください。栄光はあなたにありますように」とおっしゃったのはどなたですか。
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イエスは,御父の計画に従うことによって,何を克服されましたか。
子供たちに1番を歌ってもらい,最初の質問の答えを言うときに立ち上がってもらいます。そのほかにも1番の歌詞から分かることを話し合ってもらいます。話し合った後で,もう一度1番を繰り返し歌ってもよいでしょう。2番,3番とほかの質問についても同じように繰り返します。
第2週─イエス・キリストはわたしの完全な模範です。
教義を明確にする(模範に従う)─「わたしのするとおり」(『歌集』146)を歌います。手をたたいたり,腕を頭の上に伸ばしたり,その場で足踏みをしたりなど,簡単な動作をするので,同じようにしてください,と子供たちに話します。ほかの人の模範に従って,身に付けることができた事柄を子供たちに挙げてもらいます(例─布団のたたみ方やゲームの仕方など)。ホワイトボードに「イエス・キリストはわたしの完全な模範です」と書きます。キリストはこの地上に生活した人の中で,わたしたちに完全な模範を示してくださった,ただ一人の御方であることを
応用を促す(アイデアを分かち合う)─イエスが人々を愛し,人々に仕えておられる絵を何枚か見せます。「イエスはすべての人を愛されました」「イエスは人々に仕えられました」とホワイトボードに書きます。それぞれの文章の下に,ハートと手を一つずつ
第3週─キリストの贖 いによって,全人類は救われます。
教義を明確にする(信仰箇条を暗唱する)─子供たちを幾つかのグループに分け,各グループに信仰箇条第3条の一部を書いた紙を渡します。正しい順番になるように,各グループに立ち上がってもらい,自分の紙に書かれている部分を読んでもらいます。その後,初等協会全員で立ち上がり,信仰箇条第3条を繰り返します。
理解を促す(実物を用いたレッスン)─イエス・キリストの
応用を促す(悔い改めについて話し合う)─本冊子で紹介されている幾つかの教授法を使って,子供たちに悔い改めについて教えます。悔い改めには,悲しむこと,赦しを請うこと,過ちを正すこと,過ちを繰り返さないことが含まれることを教えます。(『初等協会3』38-40参照)
第4週─イエス・キリストは復活されました。わたしも復活します。
理解を促す(聖典の物語を分かち合う)─絵を使って,イエスが亡くなられたときの出来事について簡単に話します(マタイ27:33-60;マルコ15:22-46;ルカ23:33-53;ヨハネ19:17-42参照)。子供たちに,イエスが亡くなられたとき,イエスの家族や友達はどのように感じたと思うか尋ねます。前もって数人の子供たち(あるいは大人)に,キリストの復活の証人となった一人の人についての話を初等協会で紹介してくれるよう依頼しておきます。例─マグダラのマリア(ヨハネ20:11-18参照),ペテロとヨハネ(ヨハネ20:2-10参照),弟子たち(ヨハネ20:19-22参照);ルカ24:33-53参照),トマス(ヨハネ20:24-29参照),ニーファイの民(3ニーファイ11:8-17参照)。それぞれが話す人物の名前を記した名札を渡して着けてもらいます。