7月
神殿は神の家です
歌─「神殿に行きたいな」
(『歌集』99)
「聖なる神殿において得られる神聖な儀式と聖約は,わたしたちが個人として神のみもとに帰り,また家族として永遠に一つとなることを可能にするのです。」(「家族-世界への宣言」,第3段落)
この冊子に提示されているアイデアに皆さんのアイデアを盛り込んでください。子供たちに教義を明らかにし,子供たちが教義を理解し生活に応用できる方法を計画してください。次のように自問してください。「これを学ぶために子供たちは何をすればよいだろうか。子供たちが
第1週─神は御自分の民に神殿を建てるように命じられました。
教義を明確にする(歌を歌う)─神殿の絵を見せ,ホワイトボードに「神殿はです」と書きます。子供たちに「神殿に行きたいな」の1番を歌ってもらいます(『歌集』99)。歌いながら,ホワイトボードの文の空欄に入る言葉が分かったら,腕を組んで合図してくれるように話します。神殿とは何か尋ねます(神の家)。子供たちが『聖句ガイド』(140-141ページ)で「神殿」の項を調べられるように助けます。「神殿は文字どおり主の宮である。主はいつも御自分の民に,神殿を建てることを命じてこられた」という箇所を見つけられるように助けてください。
理解を促す(なぞなぞを出す)─神殿に関する以下のヒントを準備します─モーセが建てた神殿(出エジプト25:1-2,8-9参照),ニーファイが建てた神殿(2ニーファイ5:16参照),ジョセフ・スミスと彼に従った人々が建てた神殿(教義と聖約124:31参照)。例─「わたしたちの神殿は幕屋と呼ばれ,わたしたちは旅をしながら,神殿を移動しました」(モーセ),「わたしたちはエルサレムを出て,海を渡った後,神殿を建てました」(ニーファイ)。3人の子供たちを選んで,この3人の預言者の役になってもらい,ほかの初等協会の皆に聞こえるように,ヒントを読んでもらいます。ほかの子供たちに,だれのことを言っているか当ててもらいます。正しい答えが出たら,預言者の絵や,預言者とその民が建てた神殿の絵を見せます。
応用を促す(神殿について話し合う)─最寄りの神殿の写真を見せ,以下の質問について話し合います。神はなぜ神殿を建てるようにお命じになると思いますか。将来神殿に行く備えをするために,どんなことができますか。
第2週─家族は聖なる神殿の儀式を通して祝福を受けます。
教義を明確にする(言葉の順序合わせ,歌を歌う)─ 一人の年長の子供に,「家族-世界への宣言」の第3段落の最後の二つの文章をほかの初等協会の皆に聞こえるように読んでもらいます。次の言葉をそれぞれ紙に書きます─「神殿は」「わたしたちが」「ともに」「結び固められる」「神聖な場所です。」この言葉のカードを順不同にホワイトボードにはります。一人の子供に,1枚を正しい場所に置いてもらいます。すべてのカードを正しい順序に並べるまで続けます。「神殿に行きたいな」の2番を歌い,半数の子供たちに神殿でする二つの事柄(聖約を交わし,従順に歩むと約束する)を聞き取ってもらい,残りの半数の子供たちに,学んだ真理(家族は永遠に一つに結ばれる)を聞き取ってもらいます。神殿で家族と結び固められるということは,永遠にともにいられるという意味であることを子供たちが理解できるように助けます。
応用を促す(思いを分かち合う,絵を
第3週─開拓者たちは神殿を建てるために熱心に働き,犠牲を払いました。
理解を促す(ゲストの話を聞く)─カートランド神殿とソルトレーク神殿,そして可能であれば最寄りの神殿の建設に関する情報を集めます(カートランド神殿とソルトレーク神殿に関する情報は,『初等協会5』第25課,第44課,またはLDS.orgを参照)。何人かの成人会員を初等協会に招き,それらの情報を子供たちに伝えてもらいます。子供たちを幾つかのグループに分け,グループごとに成人会員の話を聞いて回らせます。ゲストの話者の間を移動する際,「神殿に行きたいな」を歌ってもらいます。
第4週─わたしは,神殿に入るふさわしさを身に付けられるように準備できます。
理解と応用を促す(話し合う,他の人に教える)─「わたしの福音の標準」を見せ,その標準に従うことによって,神殿に入るふさわしさを身に付けられることを話します。子供たちを幾つかのグループに分けます。各グループに教師を一人ずつ割り当て,子供たちが神殿に行く準備をするのに役立つ標準について話し合ってもらい,標準に従って生活することでどのような助けが得られたかを