12月
聖文は救い主の降誕と再臨について教えてくれます
「人の子は父の栄光のうちに,
この冊子に提示されているアイデアに皆さんのアイデアを盛り込んでください。子供たちに教義を明らかにし,子供たちが教義を理解し生活に応用できる方法を計画してください。次のように自問してください。「これを学ぶために子供たちは何をすればよいだろうか。子供たちが
第1週─預言者はイエス・キリストの降誕について預言しました。
理解を促す(聖文を読み,ロールプレーする)─子供たちを5つのグループに分けます。各グループに以下の聖句とそこに記されている預言者を表す小道具や簡単な衣装を渡します。イザヤ7:14;9:6(イザヤ);1ニーファイ11:14-21(ニーファイ);モーサヤ3:5,8(ベニヤミン王);アルマ7:9-10(アルマ);ヒラマン14:2-6(サムエル)。各グループにその預言者がキリストの降誕について語ったことを読んで,話し合ってもらいます。各グループから一人ずつ出て来て,小道具や衣装を身に着けて預言者になり,ほかの子供たちに,自分はどの預言者か,またその預言者はイエスの降誕についてどんなことを告げたかを読み上げるか,話すかしてもらいます。「主はみ子をつかわし」(『歌集』20-21)または「サムエルのよげん」(『聖徒の道』1992年12月号,「せいとのみち」7)を歌います。
第2週─イエス・キリストがお生まれになりました。
理解を促す(歌を歌う,絵を
第3週─イエス・キリストはいつか再び地上へ戻って来られます。
教義を明確にする(言葉の順序合わせ)─以下の言葉を小さなカードに書きます─「人の子は」「父の」「栄光のうちに」「来る」。(カードはsharingtime.lds.orgで入手できます。)カードを順不同にしてホワイトボードにはり,子供たちに手伝ってもらって,正しい順序に並べます。(カードを数セット作り,グループごとにしてもらってもよいでしょう。)正しい順序に並べられたら,子供たちにマタイ16:27を読んで答えを確認するように言います。
理解を促す(絵を見る)─4人の子供たちに前に出て来てもらい,レーマン人サムエル,イエスの降誕,人々にお教えになるイエス,再臨の4枚の絵を一人1枚ずつ持ってもらいます。子供たちとそれぞれの絵について話し合います。絵を持っている子供たちに順序を変えて立ってもらいます。ほかの子供たちに,絵が歴史順になるようにするには4人の子供たちがどこに移動したらよいか言ってもらいます。
応用を促す(組み合わせゲーム)─ホワイトボードを左右に分ける線を引きます。ホワイトボードの上の部分に「イエス・キリストはいつか地球に戻られます。」と書きます。ホワイトボードの片側に以下の質問を書き,もう一方には各質問に関する参照聖句を順不同に書きます。
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キリストが再び来られるとき,どのような不思議なことが起こりますか(ジョセフ・スミス-マタイ1:33,36-37)。
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イエス・キリストはいつ再臨されますか(ジョセフ・スミス-マタイ1:38-40)。
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わたしたちは,なぜ再臨に備えるべきなのでしょうか(教義と聖約38:30)。
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救い主はどのくらいの間,地上にとどまられますか(教義と聖約29:11)。
子供たちに,クラスの教師と協力して,質問と答えを組み合わせてもらいます。一緒に答えについて話し合います(『真理を守る』〔2004年〕,21-22も参照)。子供たちに,再臨にどのように備えることができるか尋ねます。
第4週─再臨に備えるために,わたしはイエス・キリストに従います。
理解を促す(聖典の物語を演じる)─イエスが人々に身近なものや状況を使って,たとえで教えられたことを話します。10人のおとめの物語を簡単に話します(マタイ25:1-13参照;「10人のおとめのたとえ」『リアホナ』2009年3月号,20-21も参照)。この物語では,イエス・キリストの再臨を婚宴にたとえていることを説明します。何人かの子供たちにその物語を演じてもらいます。賢いおとめを演じる子供たちに,備えができているとどんな気持ちがするか尋ねます。また,救い主の再臨に備える大切さについて話し合います。
応用を促す(話し合い,絵を