セミナリー
教義と聖約1章:概要


「教義と聖約1章:概要」『教義と聖約 セミナリー教師用手引き』(2025年)

「教義と聖約1章」『教義と聖約 セミナリー教師用手引き』

教義と聖約1章

教義と聖約1章

概要

主は『戒めの書』に序文を記され,これが後に教義と聖約となりました。主は世の人々に警告の声を上げ,まことの生ける教会についての証を示されて,主の僕を通じてであれ,主御自身の声を通じてであれ,それは同じことであると教えられました。

自分の貢献が評価されていることが学習者に伝わるようにしてください。教師が他者の声に耳を傾けるということは,レッスンの次の活動よりも,相手の心にあるものにより注意を払うということです。御霊の促しを受けたときには,計画していたレッスンを躊躇なく脇に置き,生徒が関心を寄せている事柄に耳を傾けてください。言葉と行動を通して,皆さんが生徒の話をぜひ聞きたいと思っていることを彼らに知らせてください。救い主がどのようにしてこれを行われたかについて詳しくは,『救い主の方法で教える』の「救い主は,自分のことを価値ある大切な存在だとすべての人に感じてもらえるようにされた」を参照してください。

これを実践する方法の一例が教義と聖約1章の課に示されています。

教える準備

以下の情報は,各課の事前準備に必要なもののアイデアを教師に提供するものです。

教義と聖約1章

この課の目的:この課は,主が世に警告される理由を生徒が理解するのに役立ちます。

  • 生徒の準備:生徒に,聖文研究の目標がどれくらい進んでいるかを発表する準備をしてもらうとよいでしょう。自分が経験した成功と困難の両方を発表するよう生徒を励まします。努力を続けるよう励ましても,改善目標を立てるよう促してもかまいません。

  • 材料:生徒がミームやポスター,その他のプロジェクトを作成するための紙や描くための道具(この活動は学習帳と鉛筆だけでも行うことができます)。

教義と聖約1:30-33

この課の目的:この課の目的は,生徒が唯一まことの教会である末日聖徒イエス・キリスト教会の重要性を感じられるようにすることです。

  • 生徒の準備:生徒に,マスター教義聖句の教義と聖約1:30を読んでもらい,主の「唯一まことの生ける教会」とはどういう意味かを深く考えてもらうとよいでしょう。

  • 準備するアイテム:「まことの生ける教会」生徒用配付資料

教義と聖約1:37-38

この課の目的:この課は,生徒が聖文と現代の預言者の言葉を通して主の言葉を研究する助けとなります。

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