教義と聖約20－22章

教義と聖約20－22章

概要

モルモン書の出版後間もない1830年4月6日，ニューヨーク州フェイエットで救い主の教会が組織されました。教義と聖約20－22章に記録されている啓示は，新しく組織された教会に対する主の助言です。これらの章では，バプテスマを受けて救い主の教会に入るための資格や聖餐の祈りの言葉，「忍耐と信仰を尽くして」（教義と聖約21：5）主の預言者の言葉を受け入れるようにという，教会員への主の助言など，重要な事柄を教えています。

学んでいる真理を分かち合うよう生徒を励ます。主は，預言者だけでなく，すべての人に御自分の言葉を語る力を持ってほしいと望んでおられます。あなたが教える人を含め，すべての人がその力を持つことを，主は望んでおられるのです（教義と聖約1：20－21参照）。生徒にこれを行ってもらう方法の一つは，福音を人に説明する練習ができる会話の場を作ることです。救い主がどのようにこれを行われたかについて詳しくは，『救い主の方法で教える』の「救い主は，学んでいる真理を分かち合うよう人々に勧められた」の項を参照してください。「教義と聖約20：1－36」という今週行う課にも，これを行う方法の例があります。

教える準備

以下の情報は，各課の事前準備のアイデアを教師に提供するものです。

教義と聖約20：1－36

この課の目的：この課では，救い主の教会があることの重要性を生徒に理解してもらいます。

• 生徒の準備：なぜ教会員になる必要があるのかと聞かれたらどう答えるか，生徒に考えてもらいます。

• ビデオ：「教会の必要性」（15：42；タイムコード0：00－0：48を見ます）

• 配付資料：「なぜ救い主は教会を建てられるのか」

教義と聖約20：37，68－79

この課の目的：この課では，主の教会の会員として主の期待にどのくらいこたえられているかを生徒に自己評価してもらいます。

• 生徒の準備：生徒に教義と聖約20：37，68－79を読んで，主の教会に入りたいと望む人と，主の教会に属する人に主が与えられた指針を見つけてもらいます。

• 画像：バプテスマの日を迎えた人。

• 配付資料：「教義と聖約20章」にあるバプテスマと聖餐に関する教え」

• 表示するコンテンツ：レッスンの最後で行う生徒の自己評価の仕方。

教義と聖約21章

この課の目的：この課では，生徒に，忍耐と信仰をもって主の預言者の言葉に従えるようになってもらいます。

• 生徒の準備：生徒に，自分や知人が預言者に従うことによってどのような祝福を受けてきたかを発表できるよう，準備して来てもらいます。

• ビデオ：「神の預言者」（15：55；タイムコード11：51－12：17を見ます）

• 持って来る物：『青少年の強さのために－選択の指針』を数冊（デジタル版を見ることのできない生徒のため）。