「第98課―教義と聖約86章:救い主はイスラエルを集められる」『教義と聖約 セミナリー教師用手引き』(2025年)
「教義と聖約86章」『教義と聖約 セミナリー教師用手引き』
第98課:教義と聖約85-87章
救い主はイスラエルを集められる
教義と聖約86章に記録されている啓示の中で,救い主は,小麦と毒麦のたとえについて,最初に与えた解釈(マタイ13:36-43)にさらなる意味を追加して明らかにされました。主は,御自分の再臨に備えて義人を集める御自身の取り組みについて教えられました。この課は,生徒が,救い主とともにイスラエルの集合に携わる努力ができるように助けます。
救い主に従い,救い主のもとに集まりたいというあなた自身の望みについて考えてください。また,ほかの人々を救い主のもとに集めるのを助けたいというあなたの望みについても考えてください。研究しながら,自分やほかの人々がイエス・キリストのもとに集まることの重要性を理解するのに役立つ真理を見つけてください。
ジョセフ・スミスとフレデリック・G・ウィリアムズが聖書の霊感訳に取り組んでいたとき,救い主は小麦と毒麦のたとえの解釈を明らかにされました。この解釈は,教義と聖約86章に記録されています。
教義と聖約86:1-7を読み,救い主はたとえの象徴するどのものについて,わたしたちの理解を助けられたかを見つけてください。
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このたとえから,主が再臨のために備えておられることについて何を学びましたか。
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この真理を理解すると,イエス・キリストの再臨について考えるとき,どのように希望と平安を感じるのに役立ちますか。
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この真理は,あなたが今日下す決断をどのように導くでしょうか。
ラッセル・M・ネルソン大管長は,今日どうすればイスラエルの主のもとへ集まれるかを次のように教えました。
「主は,神を人生の中の最も重要な影響力とすることを選ぶ人々を集めておられるのです。
何世紀にもわたり,預言者たちはこの集合について預言し〔イザヤ11:11-12;2ニーファイ21:11-12;モーサヤ15:11参照〕,今まさにそれが実現しています!主の再臨に欠かせない前触れである集合は,世界で最も重要な業なのです。……
幕の両側のイスラエルの集合について語る際,もちろん,それは伝道,神殿,家族歴史の業を指します。そして,ともに生活し,働き,仕える人々の心に宿る信仰と証を育むこともこれに含まれています。だれかが聖約を交わし,それを守れるよう助けるために何かを行うときはいつでも,それが幕のどちら側であろうと,イスラエルの集合を助けているのです。」(ラッセル・M・ネルソン「神に勝利を」『リアホナ』2020年11月号,92-93)
教義と聖約86:11を読み,人々が救い主のもとに集まるのを助ける方法について救い主が教えられたことを見つけてください。
救い主とともにイスラエルを集めるための計画を立てる
目標をいつ,どのように達成するかについての詳細を含めてください。