「第121課:マスター教義の実践8:霊的な知識を得るための原則を応用する」『教義と聖約 セミナリー教師用手引き』(2025年)
「マスター教義の実践8」『教義と聖約 セミナリー教師用手引き』
第121課:教義と聖約106-108章
マスター教義の実践8
霊的な知識を得るための原則を応用する
マスター教義は,生徒がイエス・キリストとその福音の上に生活の礎を築く助けになります。この課は,生徒がマスター教義聖句にある真理を応用し,霊的な知識を得るための神の原則を学び,応用するのに役立ちます。
日曜日に若い女性のクラスを教える準備をしていたときに,アンドレアは教義と聖約107章の研究を始めました。8節を読んだところで,ふと,神権は若い女性にどのように当てはまるのだろうと思い始めました。神は御自分の娘たちよりも息子たちの方を信頼しておられるのだろうかと不安になり始めました。また,最近,末日聖徒イエス・キリスト教会での女性の扱いについてあれこれ意見する動画をオンラインで見たことも思い出しました。ある人は,女性は神権の職を持たないことによって抑え込まれていると言い,教会を批判していました。
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アンドレアの疑問や懸念は,イエス・キリストを信じる彼女の信仰と主の教会への献身をどのように強める機会となるでしょうか。
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イエスから引き離しかねない疑問や懸念について,サタンは何をするように彼女を誘惑するでしょうか。
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あなたなら,信仰についての疑問や懸念にはどのように対応すればよいと提案しますか。
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項目8から,アンドレアの助けとなりそうだと思う真理を一つ見つけ出し,その理由とともに学習帳に記録してください。
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教室内を回って,自分が選んだのと同じ真理を選んだ生徒を見つけてみてください。その真理がどのようにアンドレアの助けとなるかについて話し合ってください。
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相手が話してくれた意義深い洞察を学習帳に記録してください。
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もう一度教室内を回って,自分とは違う真理を選んだ生徒を見つけましょう。学習帳に記録した洞察を分かち合ってください。