「6.ユニットと境界線の変更を提出する」『集会所マスタープランの指針』(2022年)
「ユニットと境界線の変更を提出する」『集会所マスタープランの指針』
6.
ユニットと境界線の変更を提出する
ステーク会長は,マスタープランを実行するために必要なユニットと境界線の変更に対する申請を送ります。その際,紙の申請フォームを使うか,または「指導者と書記のためのリソース」(LCR)からアクセスできるオンライン上で境界線のための指導者ツールを使います。『総合手引き』第36章には,境界線変更の取り扱いに関して大管長会から承認された現在の指針が書かれています。指導者は,教会と教会員を強めることが常に最終的な目標であることを心に留めながら,変更を作成して提出する前に,これらの指針を注意深く検討すべきです。
ユニットの境界線の変更は,往々にして会員が慣れ親しんできた確立された規範や友情を壊すことがあります。会員数の増加に対応するための申請は,成長する教会の喜ばしい現実です。しかし,境界線の変更案は,地元の神権指導者や会員に対するさらに効果的な訓練とミニスタリングで解決できるニーズや状況に対処するためのものとして提出されるべきではありません。
マスタープランの作成プロセスは将来を見越したものですが,「境界線および指導者変更委員会」に提出する申請は,影響を受ける教会ユニットの現状に基づいて行うべきです。変更申請には以下の考慮事項を含めるとよいでしょう。
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青少年を強める,交通のための財政負担の軽減,伝道の機会の増加,高齢の会員への対応。
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大きなユニットサイズと交通に関する事項だけではなく,危険な状態,効果的に奉仕できない高齢の神権者,大規模な集合住宅(飛地的な境界線の申請)の影響などの状況要因への対応。
会員の引っ越しのパターンや神権指導者の減少,内部の対立が生じた理由など,ユニットを調整する必要性を詳しく説明した十分な背景情報を提出してください。地元の神権指導者が,訓練,教義を教えること,ミニスタリングを通してこれらの問題を解決するためにどのような努力をしたかを含めてください。
すべての提案は,変更案による影響を受けるすべてのステークと伝道部の会長によって全面的に承認されたものでなければなりません。