「スキル:ディボーショナルとは何か,なぜディボーショナルを開くのかを生徒に説明する」,『教師用サポートと訓練リソース』(2024年)
クラス管理
スキル:ディボーショナルとは何か,なぜディボーショナルを開くのかを生徒に説明する
わたしの現時点での理解度や能力はどれくらいだろうか(評価)
1-5段階で評価すると,生徒は毎回のクラスでディボーショナルを行う理由をどの程度理解していると思いますか。
このスキルはどのようなもので,なぜ重要なのでしょうか(定義)
各タームの初めに,あるいは教師が必要と感じたときに,ディボーショナルとは何か,なぜディボーショナルを開くのかを生徒に説明するとよいでしょう。英語のdevotional(ディボーショナル)の語源はdevote(ささげる)です。ささげるとは,特定の理由や目的のために何かを切り離すという意味です。ディボーショナルとは,文字どおりクラスを神にささげる行為です。
ディボーショナルから始める理由:
-
ディボーショナルの各パートは,クラスに主の御霊を招きます。
-
それは学習者の準備を促進し,熱心に学ぶように勧めます。
-
教会におけるリーダーシップやそのほかの責任に生徒を備えます。
-
そうすることで,この時間は自分の時間ではなく,主のためにささげられた時間であることをクラスの参加者に思い起こさせます。
セミナリーとインスティテュートのクラスは,ディボーショナルで始めるべきです。多くの場合,クラスで歌う賛美歌や祈り,聖文や預言者の言葉に基づいた霊的な話が含まれます。生徒は,賛美歌を演奏する,賛美歌の指揮者を務める,祈りをささげる,霊的な話を分かち合うなど,ディボーショナルのそれぞれの場面に参加するよう招かれています。生徒にディボーショナルの司会をしてもらうことも有益です。
このスキルに関して,よい例,または模範になる人が思い浮かぶだろうか(モデル)
「皆さん,これからの数分で,毎日セミナリーを始める方法を説明します。セミナリーはディボーショナルで始まります。英語のdevotional(ディボーショナル)の語源はdevote(ささげる)です。ささげるとは,特定の理由や目的のために何かを切り離すという意味です。ディボーショナルとは,文字どおりクラスを神にささげる行為です。ディボーショナルは,賛美歌,祈り,生徒による霊的な話で構成されます。ディボーショナルは,毎回のクラスで聖霊を招くためにできる最善なことの一つです。
このスキルを使ったり,この原則を応用したりする練習をするにはどうすればよいか(練習)
ディボーショナルとは何か,そしてなぜディボーショナルで授業を始めることが大切なのかを生徒が理解するのを助けるために,あなたなら何と言うかを書き留めてください。クラスで説明する前に,だれかにそれを分かち合う練習をするとよいでしょう。
深く考える,または話し合う
各クラスをディボーショナルで始めることには,ほかにどのような利点がありますか。
いつ,どのようにこのスキルを取り入れるか
これからの1週間,各クラスを始める際に時間を取って,ディボーショナルとは何か,なぜディボーショナルを開くのかを生徒が理解できるように助けてください。
また,次の中から1つ以上を含めることもできます。
-
生徒に,クラスをディボーショナルで始めることが有益だと思う理由を分かち合ってもらう。
-
年長の生徒に,霊的な話をした例を挙げてもらう。
-
年長の生徒に,ディボーショナルでクラスを始めることでどのように祝福されたかを分かち合ってもらう。