大管長会から
神殿の光と平安
このお話は,「神殿に行きたいな」『リアホナ』2021年5月号,28-31をもとに書かれました。
神殿や神殿の写真を見ると,いつか中に入りたいという気持ちになります。みなさんは神殿でバプテスマを行うために,神殿すいせんじょうをもらう日がやって来ます。なくなった人のためにバプテスマを受けるとき,みなさんは天の御父の子供を祝福するすくい主の神聖な業を助けることができます。
何年も前,わたしはむすめと一緒に神殿に行きました。むすめはその日にバプテスマを受ける最後の人でした。神殿ワーカーがむすめに,しばらく残って,その日名前が用意されているすべての人のためにバプテスマを受けられるかどうかたずねました。むすめは「はい」と答えました。
わたしはむすめがバプテスマフォントの階段を下りるのを見ていました。バプテスマが始まると,水から出てくる度に,水がむすめの顔を伝って流れ落ちました。何度も「もっとできますか」とたずねられて,その度に,むすめははっきりした声で「はい」と言いました。むすめはその日,リストの最後の人がイエス・キリストの御名によってバプテスマを受けるまで残りました。
むすめと一緒に神殿を出ながら感じた光と平安を,今でも覚えています。このように,神殿での奉仕は,わたしたちを高め,変えてくれます。
神殿の光
いつか神殿に入れることを思い出せるように,下の絵を家の中にかざりましょう。