「すくい主からくる平安」『フレンド』2023年3月号,2-3
大管長会から
すくい主からくる平安
このお話は,「この世における平安」(『リアホナ』2016年12月号,4-5)をもとに書かれました。
すくい主は,「あなたがたは,この世ではなやみがある」(ヨハネ16:33)と言われました。つまり,地上ではすべての人につらいときがあるのです。しかし,主はわたしたちに次の約束もあたえてくださいました。「わたしは平安をあなたがたに残していく。わたしの平安をあなたがたにあたえる。」(ヨハネ14:27)すくい主にしたがうことによって,つらいときにも平安を感じることができます。
せいさんを受けるとき,わたしたちはすくい主を覚えていると約束します。主を近くに感じるのを助けてくれる方法で,主について考えるとよいでしょう。わたしは時々,ゲツセマネの園でひざまずいておられる主について考えます。イエスがラザロに,はかから出て来るようによばれるすがたを思いうかべることもあります。そうするとき,主を近くに感じます。感謝と平安を感じます。みなさんも同じようにできます。
イエスは,わたしたちが主のいましめを守り,主にしたがうとき,せいれいがともにいてくださると約束しておられます。それにより,人生でどんなことが起こっても,わたしたちは平安を見いだすことができます。
イエスの物語
アイリング管長は,ゲツセマネでのすくい主について考えるときに感謝と平安を感じると言っています。あなたが主を近くに感じるのを助けてくれるイエスの物語には,どのようなものがありますか?