光に向かって走る

ピーター・M・ジョンソン長老

七十人

このお話は，“Running toward the Light” (video), ChurchofJesusChrist.orgをもとに書かれました。

わたしは大きな町のきけんな地区で育ちました。ある日，学校に向かって歩いていたとき，ポケットに少しお金が入っていました。歩くと，小銭がチャリンチャリンと鳴りました。

わたしはギャングに入っている年上の少年たちの前を通りすぎなければなりませんでした。自信にあふれて見えるようにがんばりました。こわがらないように努力しました。でも，小銭の音が聞こえてしまいました。少年たちは小銭がほしくて，わたしの後を追ってきました。

わたしはにげようと，必死で走りました。そして，裏路地に入って行きました。路地の先に光が見えたので，その光に向かって走りました。間もなく少年たちは追いかけてくるのをやめ，わたしは助かりました。

この出来事は，わたしの人生のパターンになりました。悪いものからはにげて，よいものをさがすのです。くじけることもありましたが，光をさがすように努力しました。

大学では，バスケットボールのチームでプレーしました。チームメートのほとんどが，末日聖徒イエス・キリスト教会の会員でした。かれらから福音について学びました。わたしは自分が神の子であることを知りました。それは，わたしが苦しみから立ち上がり，よりよい人になれることを意味していました。わたしは教会に入りました。それ以来，天の御父と御子イエス・キリストのようになろうと毎日努力してきました。みなさんも同じようにできます！

光に向かって走っているときには，希望があります。わたしはみなさんが強さと平安と幸福に向かって走っていることを知っています。わたしたちはみな，光に向かって走る必要があります。

バスケットボールゲーム

ジョンソン長老はバスケットボールをしていたときに福音について学びました。今度はあなたの番です！

下の四角を切り取り，くしゃくしゃに丸めてボールにします。
深めのお皿をねらってボールをシュートします。
ボールがお皿に入ったら，紙を広げて質問に答えましょう！

あなたはどんな方法で天の御父にしたがうことができますか？
あなたはこれまでどんなときに正しいことを選びましたか？
生活の中で，天の御父の光をどのように見ることができますか？
天の御父の愛を感じる助けになることは何ですか？
天の御父の光をどのようにほかの人々と分かち合うことができますか？
自分で考えた質問を書きましょう！