「美術で奉仕する」『フレンド』2023年6月号,32-33
フレンド to フレンド
美術で奉仕する
グレッチェン・ピクレシマー・キニーとのインタビューから。
わたしは子供のときからずっと絵をかいてきました。小さいころは,いつも絵をかいていました。お母さんは,わたしがかく一まい一まいの絵について,物語を聞かせてと言いました。わたしが物語を話すと,お母さんはそれを文章で書いてくれました。
小さいころから,わたしはアーティストになりたいと思っていました。アニメーション映画を見るのが大好きでした。そういうものを作る人になりたいと思いました。お母さんはいつもわたしを信じてくれて,わたしが自分にはできると信じられるように助けてくれました。
絵がうまくなるために,たくさん練習しました。わたしは自分から進んでいろいろなことをしました。地域の行事のためにポスターをかきました。店のまどに絵をかきました。横断幕もかきました。オペラハウスで舞台セットのペンキぬりを手伝ったこともあります。
これらの経験から,わたしは美術こそ自分が奉仕できる方法だと知りました。自分の才能を使って人を助けるのは楽しかったです。だれかのために美しいものを作っていると思うと,もっとやる気が出ました。
大人になって,わたしはアーティストとしてディズニーで働きました。新しいことに挑戦して,自分も知らなかった才能をのばすことができました。天の御父はわたしを自分のいるべき場所へとみちびいてくださいました。
新しいことに挑戦することをおそれないでください!何かを楽しむのに,それをだれよりもうまくやる必要はありません。今奉仕するために使えるあなたの才能について考えてください。天の御父の方法で自分の才能を使うとき,御父はわたしたちが成長し,その才能をのばせるように助けてくださいます。
絵を動かそう
自分だけのアニメーションを作りましょう!やり方が分かったら,ほかの人にも教えてあげましょう。
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紙を細長く切り,半分におります。
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おった紙を開きます。下半分に絵をかきます。動物でも人でも,何でも好きなものをかいてください。
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紙をもう一度おります。最初にかいた絵を上からなぞります。ただし,少しだけ変えた新しい絵にしてください。
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上の方の紙を,ペンにしっかりとまきつけます。ペンを上下にすばやく動かして,二つの絵を切りかえます。あなたがかいた絵が動いているように見えますよ!