あなたのいのりを天のお父様は聞いてくださいます
おさないとき,天のお父様がわたしのことをごぞんじで,わたしがかかえている問題を理解してくださっているかどうかを知りたいと思いました。気持ちが楽になるような聖句を見つけられるように助けてくださいといのりました。聖典を開くと,次の聖句を読みました。「〔わたしたちは〕かんなんを……喜んでいる。なぜなら,かんなんはにんたいを生み出し,にんたいは錬達を生み出し,錬達は希望を生み出すことを知っているからである。そして,希望は失望に終ることはない。なぜなら,……神の愛がわたしたちの心に注がれているからである。」(ローマ5:3-5)この聖句から,苦しい経験によって,にんたいや経験,希望を得て,神様が自分を愛してくださっていることも感じることができたことを学びました。天のお父様はわたしのいのりを聞いてくださって,聖句を通していのりにこたえてくださったと知っています。物事はきっと良くなるという信仰を持つことができました。
孫のスチュアートも,天のお父様はわたしたちのいのりを聞いてくださることを学びました。かれは学校で友達がほしいと思っていました。お母さんと二人で,友達を見つけられるようにいのることにしました。毎日,休み時間のベルが鳴るとき,お母さんが自分のためにいのっていることを知っていました。すぐに,新しい友達ができました。スチュアートは天のお父様が自分の心配事を心にかけてくださっていることが分かりました。天のお父様が自分のいのりにこたえてくださることが分かりました。
もう一人の孫のジャックは,10才のとき,強いサッカーチームでプレーしていました。ジャックは両親と話して,安息日を守って日曜日には試合に出ないと決めました。でもジャックは,試合に出ないので自分はサッカーがうまくなっていないのではないかと心配になりました。ジャックの弟,チャールズは,ジャックが心配しているのを知っていました。ある日チャールズが家族のいのりをしたとき,ジャックがサッカーのことで心配しないように天のお父様にお願いしてくれたのです。チャールズはジャックを助けるすばらしい方法はかれのためにいのることだと知っていたのです。自分のいのりがジャックの助けになるという信仰を持っていました。
わたしたちはこの人生で助けが必要です。そして天のお父様はその助けをわたしたちにあたえたいと思っておられるのです。お父様はわたしたちを愛しておられます。わたしたちがいのるとき,いのりを聞いてくださいます。