面接の質問
伝道に出ることを選択すると，あなたと教会指導者はこの神聖な奉仕の機会が喜ばしく，霊感あふれるものとなるようにしたいと思うことでしょう。その目標を考慮して，よく準備し，ふさわしくあり，よく仕えられるようにすることは大切です。
準備の助けとして，ビショップや支部会長があなたの準備がどれほどできているかを見極めるためにする質問を挙げました。これらについて，ビショップや支部会長，両親，教会指導者といつでも話し合うことができます。
ふさわしさと証
1．あなたは永遠の父なる神とその御子イエス・キリストと聖霊に対して，信仰と証を持っていますか。
2．イエス・キリストが神の独り子であり，世の救い主，贖い主であられるという証を持っていますか。あなたの証を分かち合ってください。イエス・キリストの贖罪によって，あなたの人生はどのような影響を受けてきましたか。
3．悔い改めとはあなたにとってどのようなことですか。あなたは過去の過ちを完全に悔い改めたと感じていますか。
4．福音とイエス・キリストの教会が預言者ジョセフ・スミスを通して回復されたこと，ラッセル・M・ネルソン大管長が神の預言者であるということに関して，あなたの証を分かち合っていただけますか。
5．モルモン書が真実であるという証がありますか。
6．専任宣教師としての奉仕を行うには，福音の標準に従って生活することが求められます。以下の標準はどのような意味であると理解していますか。
a．純潔の律法
純潔の律法に関連して，これまで話してきた事柄に調和した生活を常に送ってきましたか。送ってこなかった場合，罪を犯したのはどれくらい前でしたか。悔い改めるために何をしましたか。
b．ポルノグラフィーを避ける
c．什分の一の律法
d．知恵の言葉—薬物の使用や処方薬の乱用も含む
e．安息日を聖く保つ
f．あらゆる言動において正直である
あなたは，これらすべての標準に従って生活してきましたか。現在，これらの標準に従って生活していますか。また専任宣教師として，これらの標準に従って生活しますか。
能力と適格性
7．法的措置を受けていませんか。
8．逮捕されたか，有罪判決を受けたか，記録が抹消されたかどうかにかかわらず，刑法に対する重大な違反を犯したことがありますか。
9．告訴されたか，有罪判決を受けたか，記録が抹消されたかどうかにかかわらず，どのような形であれ，これまでに子供を性的に虐待したことがありますか。
10．伝道前に解決しておくべき，そのほかの重大な罪や過ちを犯していませんか。
11．末日聖徒イエス・キリスト教会が受け入れている教えや行動に反することを教えるグループや個人と関係を持っていませんか。そのようなグループや個人の教えや行動を支持し，共鳴していませんか。
12．あなたには，未払いの負債がありますか。伝道前に，どのようにその負債を完済するつもりですか。あるいは伝道中どのように管理するつもりですか。
13．現在，あるいは過去に，宣教師としての通常の日課をこなすのに支障を来す，身体的，精神的，情緒的な状況を経験したことがありますか。宣教師の通常の日課とは，1日に12－15時間働き，そのうち2－4時間は学習，8－10時間は歩くか自転車に乗るといった内容です。
14．失読症をはじめとする読字障がいだと診断された，あるいは治療を受けたことはありますか。ある場合，聖典やそのほかの文書を声に出して読むことに問題はありませんか。同僚の助けがあれば，適切な聖句やそのほかの情報を覚えることができると思いますか。現在，どのようにこの障がいを補完していますか。
15．発語障がいだと診断された，あるいは治療を受けたことはありますか。ある場合，人前で話をすることに問題はありませんか。学び，教え，人と話すための手段を十分に持ち合わせていると感じますか。
16．次の状況に関して服薬そのほかの治療を受けたことがありますか—注意欠陥障がい（ADD），注意欠陥多動性障がい（ADHD），不安神経症，うつ，強迫性障がい（OCD），自閉症スペクトラム障がい（アスペルガー症候群を含む）。「はい」の場合，説明してください。
17．これらの状況についてかつて治療を受けていたが中断した場合，医師の監督の下で中断しましたか。そうでない場合，なぜ中断しましたか。治療や服薬がない状態において，あなたの調子はどうですか。これらの問題に対する治療を最後に受けたのはいつでしたか。