2020
未来に目を向け,過去から学ぶ
2020年1月


未来に目を向け,過去から学ぶ

young man at church

世界のほとんどどこでも,新年は未来を考える時です。しかしそれは,過去から学ぶ時でもあります。これまで歩んできた道と,これから進む道とが交差するこの時点で,わたしたちは成長の機会を見いだすのです。

そのような趣旨で,今月号では未来に向けての胸躍る新たな変更事項を特集するだけでなく,これから起こることの中で自分の果たす役割を理解するために,過去についても探究します。

わたしたちは今年,最初の示現200周年を祝います。大管長会をはじめとする何人かの人々が,過去を調べ,未来を形造るのに役立つ一連の記事を準備しました。今月号では十二使徒定員会会長代理のM・ラッセル・バラード会長が,今なお続く神の王国の回復と,再臨にわたしたちを備えさせる主の業の中で,自分がどんな位置にあるのかを理解できるように助けてくれます(12ページ参照)。

未来に目を向けることについても,今月号は子供と青少年をサポートする教会の新たな取り組みに関するリソースを提供しており(20ページと26ページ参照),個人と家族用のモルモン書の学習コースも始まります(34ページと38ページ参照)。青少年向けの記事では,新しいユースのテーマを紹介しています(56ページと60ページ参照)。

わたしたちは過去の成長を励みに,力を合わせて進んでいきます。『リアホナ』が今後も引き続き,家庭中心の福音学習をサポートするうえで価値あるリソースとなれば幸いです。

アダム・C・オルソン

編集主幹