わたしに従ってきなさい:モルモン書
モルモン書はどの版から編さんされたのか
12月30日-1月5日モルモン書の序文
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モルモン書はどの版から編さんされたのか
モルモン書は,古代の多くの預言者によって書かれました。預言者たちは,それぞれ自分の言葉を異なる金属板に記録したのです。これらの記録は後にまとめられてモルモンの版,つまり,ジョセフ・スミスの翻訳した金版になりました。
話し合い
金版に記録されていたはずの内容全体から見ると,モルモンをはじめとする人々が霊感を受けて選んでモルモン書に入れたのはほんの一部にすぎません(モルモンの言葉1:5および3ニーファイ26:6参照)。これを理解していると,現在モルモン書に含まれている章に対する見方が変わるのではないでしょうか。
モルモンの版の幾つかの原典
ニーファイの小版(紀元前600-130年*):1ニーファイ,2ニーファイ,モルモン書ヤコブ,エノス,ジェロム,オムナイ
ニーファイの大版(紀元前600-紀元385年):リーハイ,モーサヤ,アルマ,ヒラマン,3ニーファイ,4ニーファイ,モルモン1-7章
エテルの版(紀元前約2300-約130年)
真鍮の版(紀元前4000-600年):この版からは,モルモン書に多数引用されている
預言者ジョセフ・スミスに与えられたモルモンの版
リーハイ書(モルモンが短くまとめた記録の一部。マーティン・ハリスによって失われた116ページ)
1ニーファイからオムナイ(ニーファイの小版に収録。要約されていない)
モルモンの言葉ニーファイの小版を入れたことに関するモルモンの説明
モーサヤからモルモン7章(モルモンがニーファイの大版を短くまとめたもの)
モルモン8-9章父親の書いた記録をモロナイが完成させたもの
エテル(モロナイがエテルの版を短くまとめたもの)
モロナイモロナイの記録,タイトルページを含む
封じられた部分