モルモン書は,古代の多くの預言者によって書かれました。預言者たちは,それぞれ自分の言葉を異なる金属板に記録したのです。これらの記録は後にまとめられてモルモンの版,つまり,ジョセフ・スミスの翻訳した金版になりました。
金版に記録されていたはずの内容全体から見ると,モルモンをはじめとする人々が霊感を受けて選んでモルモン書に入れたのはほんの一部にすぎません(モルモンの言葉1:5および3ニーファイ26:6参照)。これを理解していると,現在モルモン書に含まれている章に対する見方が変わるのではないでしょうか。