「どうすれば預言者についての証を強められるだろうか」『リアホナ』2024年9月号
わたしに従ってきなさい
どうすれば預言者についての証を強められるだろうか
総大会は,生ける預言者についての証を強める助けとなります。
ヒラマン書の中で,レーマン人の預言者サムエルはイエス・キリストについて証し,ニーファイ人に警告と招きを与えています(ヒラマン13-14章参照)。わたしたちの時代にも,預言者やそのほかの教会指導者からの時宜を得た警告に耳を傾ける機会があります。彼らの招きを心に留めることは,聖約の道を進んで行く助けとなります。
総大会は,霊感を受けた指導者から最新の言葉を聞き,イエス・キリストに近づく絶好の機会です。生ける預言者についての証を強めるために総大会を活用する方法を,幾つか紹介します:
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総大会の前に,預言者がいることがあなたにとってなぜ大切なのか,祈りの気持ちで深く考えてください。現在の大管長が今日の地上における神の預言者,聖見者,啓示者であるという確認を御霊から受けるために祈るとよいでしょう。「地上に生ける預言者がいることを啓示によって知ると,すべてが変わります。」
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預言者と中央幹部を支え,支持するとはどういう意味かを調べましょう。土曜午後の部会では,それらの召しを受けている人々を支持しましょう。
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「聖霊の力によって,あなたがたはすべてのことの真理を知るであろう。」(モロナイ10:5)教会指導者のメッセージに耳を傾けながら,彼らの言葉が真実であることを証する御霊に注意を払ってください。
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預言者の主要な役割の一つは,イエス・キリストについて証し,「信仰をもって神の御子を仰ぎ見る」ようわたしたちに教えることです(ヒラマン8:13-16参照)。預言者やそのほかの話者が救い主について教える事柄に注目するとよいでしょう。
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「〔ラッセル・M・ネルソン大管長〕を通じて,わたしたちは数え切れないほどの招きを受け,もし救い主……を生活の中心に据えるならば栄えある祝福を受けるであろうと約束されました。」大会の間に預言者やそのほかの話者が招いた事柄をリストにするとよいでしょう。そのリストを見直すことで,さらにキリストのようになろうと努力するための助けとしましょう。
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ネルソン大管長の次の招きを覚えていてください。「これからの6か月間,ぜひ,この大会のメッセージを頻繁に,しかも繰り返し,研究してください。」メッセージを聞き返したり,読み返したりしながら,印象に残った事柄に印を付けましょう。
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ネルソン大管長は,「奇跡を求め,待ち望〔む〕」ようわたしたちを招いています。預言者の勧めに従い,生活の中で何かを変えるとき,あなたが受ける祝福や目にする奇跡に注意を払ってください(ヒラマン16:4-5参照)。
これらのステップに従って預言者,聖見者,啓示者についての証を育むとき,イエス・キリストと愛にあふれた天の御父を信じるあなたの信仰を用いてください。神は愛をもって,わたしたちを御自分のもとに導くために預言者を,すなわち御心を世に明らかにするために御自分の代弁者を務める預言者を与えてくださっています。(教義と聖約1:38;21:5-6参照)主の僕の勧めに従うことを選ぶとき,わたしたちは主に従うことを選んでいるのです。