「イースター学習計画について」『イースター学習計画』(2024年)
イースター学習計画について
「あなたがたが十字架におかかりになったイエスを捜していることは,わたしにわかっているが,もうここにはおられない。……よみがえられたのである。」(マタイ28:5-6)
この学習計画は,この復活祭の季節にイエス・キリストを信じる信仰を強める助けとなる,日々の霊感を与えてくれます。救い主のイスラエルの地における現世での務めと,復活された後の古代アメリカ大陸における務めについての記述が盛り込まれていますので,この復活祭の季節にあなたの礼拝をより良いものとしてくれる取り組みを,いずれか一つ,あるいは両方に決めてもいいでしょう。
ラッセル・M・ネルソン大管長はこのように言っています。「救い主の教導の業と使命について知れば知るほど,主の教義と,主がわたしたちのためにしてくださったことを理解するようになります。また,主がわたしたちの生活に必要な力をもたらすことがおできになると分かります。」1
特定の聖文の出来事があった正確な曜日は分からない場合もありますが,この計画にある毎日の短い礼拝のスケジュールは,イエス・キリストの贖罪と復活にまつわる出来事について集中して考えるのに役立ちます。研究する中で,イエス・キリストの贖罪と教えが自分の生活にどのように当てはまるかを見いだすでしょう。
第三ニーファイに記されている,復活された救い主の古代アメリカの民への訪れは,栄えある復活祭のメッセージの一部を成しています。ゲーリー・E・スティーブンソン長老は復活祭のお祝いの一環として,この話を研究するよう招きました。次のように教えています。「ルカ書第2章がクリスマスの伝統の一部であるように,第三ニーファイのこれらの章がイースターの伝統となるよう願っています。モルモン書にはイースターについての最も偉大な物語が収められています。この偉大な物語が忘れられることのないように願っています。新たな目でモルモン書を見るようにお勧めします。モルモン書の中の,キリストが実際に復活されたことについての深い証……について考えてみてください。」2
この学習計画にある新約聖書とモルモン書の聖句は,あなたとあなたの家族が,救い主,贖い主としてのイエス・キリストについての証を強めるうえで助けとなるでしょう。この学習計画から得た洞察について,家族や興味のある友人と話し合うとよいでしょう。救い主の贖罪と復活に関するほかのリソースについては,今年の『わたしに従ってきなさい』の「復活祭」のレッスンを参照するか,Easter.ComeUntoChrist.orgをご覧ください。