「聖餐の始まり」『イースター学習計画』(2024年)
復活祭の日曜日,3月31日
聖餐の始まり
「そして,あなたがたは,いつもわたしを覚えているならば,わたしの御霊を受けるであろう。」(3ニーファイ18:7)
イエスは,御自分の言葉を聞くために集まった人々に聖餐を紹介されました。パンとぶどう酒を祝福してそれを大勢の群衆に与えるよう弟子たちに指示し,それからこのように教えられました。「あなたがたはいつもこれらのことを行うならば,わたしの岩の上に建てられているので,幸いである。」(3ニーファイ18:12)イエスがニーファイの民と過ごされた時間はわずかでした。それでも主は翌日,再び人々に聖餐を執行するために時間を取られました。これはこの儀式の重要性を示しています。
ゲレット・W・ゴング長老は,聖餐の儀式を通して救い主を覚えることの大切さについて教えています。
「毎週聖餐を取るときに,わたしたちは,いつも御子を覚えていることを聖約します。『覚える』という言葉に関する400近い参照聖句から,いつも御子を覚えていられるようにするための方法を6つご紹介しましょう。
第1に,わたしたちは御子と交わした聖約や約束,主が与えてくださった確信を信頼することによって,いつも御子を覚えていることができます。……
第2に,わたしたちは,生涯を通して主の御手があることを感謝の気持ちで認めることによって,いつも御子を覚えていることができます。……
第3に,『自分の罪を悔い改めた者は赦され,主なるわたしはもうそれを思い起こさない』という主の約束を信頼することによって,いつも御子を覚えていることができます。……
第4に,神は,御自身が常に喜んでわたしたちをみもとに迎えてくださることを覚えているよう呼びかけておられます。……
第5に,安息日に聖餐を取ることによって,いつも御子を覚えていることができます。……
最後の第6に,救い主は,御自身がいつもわたしたちを覚えておられるのと同じように,わたしたちも救い主を覚えているようにと勧めておられます。」(「いつも御子を覚える」『リアホナ』2016年5月号,108-110参照)
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「イエス・キリスト,聖餐を執行される」
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「主よ,裂きしパンと」『讃美歌』102番