「エルサレムで教えられる」『イースター学習計画』(2024年)
3月26日(火)
エルサレムで教えられる
「心をつくし,精神をつくし,思いをつくして,主なるあなたの神を愛せよ。」(マタイ22:37)
エルサレムでイエスは御自分を信じる者と批判する者の双方に囲まれておられました。偉大な教師であるイエスは,御自身の知恵を分かち合う機会を決して逃されません。生涯最後の週に,イエスは最も語り継がれる教えの幾つかを伝えられました。しかし,イエスの言葉は,その場にいた人々だけに向けられたものではありません。務めを果たす間に語られたイエスの教えは,わたしたちの人生をも祝福してくれるのです。
2023年10月の総大会で,ダリン・H・オークス管長は次のように教えています。
「イエス・キリストの福音は,何かになるよう求めます。わたしたちはそうした教えから,最後の裁きとは,単に善い行いと悪い行いの総計,つまり自分が何を行ったかを評価するものではないという結論にたどり着きます。行いと思いがもたらす最終的な結果,つまり自分がどのような人物になったかによるものなのです。わたしたちは改心という過程を経て,永遠の命にあずかる資格を得ます。ここで使われているように,様々な意味を持つ『改心』という言葉は,性質の本質的な変化を意味します。だれであっても,形だけ行っているだけでは不十分です。福音の戒めと儀式,聖約は,天の口座に預け入れなければならない項目のリストではありません。イエス・キリストの福音は,天の御父がわたしたちに望んでおられる人になるための方法を示す設計図なのです。」(「栄光の王国」『リアホナ』2023年11月号,28参照)
読み,深く考える
イエスから学べる教訓を,自分の人生にどう生かすことができるでしょうか。
視聴する
イエス・キリストの教えに関する40の短い聖書ビデオ(「教え」〔ビデオシリーズ〕,福音ライブラリー)を幾つか視聴しましょう。
歌う
「光の中進もう」『賛美歌』194番