クイックスタートガイド

3つの方策の変更

1. 霊的な教化と本質的な動機に焦点を当てます。インスティテュート卒業に向けた単位取得を目指すか，ブリガム・ヤング大学宗教部へ移行することを目指すか，生徒が選べるようにしてください。

   1. メッセージとプログラムのデザインにおいて，証，信仰，福音の理解，神とのつながりを含む生徒の霊的な成長と教化を強調します。

   2. 希望する生徒には，単位取得と卒業証書を取得するための選択肢を提供します。

   3. クラス，活動，インスティテュートの行事への登録と合計参加者(人数)など，報告のために生徒の参加状況を常に確認してください。

   4. この変更は世界の様々な地域で異なる方法で適用されます。調査によると，一部の地域(北アメリカやヨーロッパなど)の単位取得に対する動機が弱い一方で，ほかの地域(アフリカやラテンアメリカの一部など)では単位取得や卒業証書の取得がより強く求められていることが分かっています。この指示は，特定の行為を義務付けるより，むしろ柔軟性を認めることを意味しています。地元の生徒が求めるものに応じて，地域，地区，プログラムにおいて，どの程度単位取得と卒業を重視するか決めることができます。しかし，中心となるメッセージと動機は，常に霊的な成長と教化であるべきです。

2. キャンパスインスティテュートが複数のYSAステークを対象としている場合，インスティテュート評議会の地元ステークのYSA委員会代表者を含めます。キャンパスインスティテュートが1つのYSAプログラムを提供する場合，YSA評議会とインスティテュート評議会を統合するか，インスティテュート評議会にYSA委員会代表者を置きます。すべてのキャンパスインスティテュートは，キャンパスの学生やインスティテュートのその他の地元YSAに仕えるために，より幅広いリソースや活動を提供する必要があります。

   1. すべてのキャンパスインスティテュートは，インスティテュートのクラスやワークショップ，ディボーショナルを継続して提供することに加え，より多くの社交活動や奉仕活動を提供することができます。

   2. 中央事務局が指定する大規模なキャンパスインスティテュートを選択すると，提携団体の教会部門が提供する追加のリソース，プログラム，行事，その他のサービスが提供されます。

   3. 活動と行事はインスティテュート評議会が選択する必要があります。この評議会は，地元のステーク，キャンパス内のコミュニティー，インスティテュートに参加できる多様なヤングアダルトを代表する個人で構成されます。

   4. インスティテュートの指導者は，地元のYSA，ワードやステークの指導者，キャンパスのコミュニティーと密接に協力してこれらの活動や提供できるものを提供するべきです。

3. ステークのインスティテュートでは，YSAが特定した地元の必要を満たすために，幅広い柔軟性が認められています。例えば，提供するコース，コースの長さ，クラスの時間，単位取得に関する選択肢などを調整できます。必要に応じて，また利用可能な場合は，インスティテュート施設の利用を許可します。

   1. ステークのインスティテュートは，ステークYSA委員会によって導かれ，より広いYSAプログラムの一つの要素として機能します。

   2. S&Iコーディネーターは，ステークのYSA委員会と地元の指導者が定める地元のYSAプログラムのビジョンにこたえる必要があります。