どうすればこの試練や困難をほかの人に理解してもらうことができるでしょうか

難しいかもしれませんが，自分は長期にわたって影響の及ぶ変化を経験したのだという現実を受け入れることが，助けになります。この現実を受け入れるならば，人と話すのが容易になるでしょう。まず，人に何を伝えるかを決めてください。すべて事細かに話すのが適切でない場合もあります。しかし，自分の気持ちやどんな助けが必要かを正直に話すと，ほかの人たちは助けることができるようになります。信頼できる人や，事情を知る必要のある人と話してください。子供がいる場合は，子供が人と話す方法を見いだせるように助けてください。

末日聖徒イエス・キリスト教会の大管長であるラッセル・M・ネルソンは，次のように教えています。「愛する家族やほかの人々を助ける際に，救い主の力に思う存分頼る権利が皆さんにはあります。……この方法については，どの手引きにも事細かに書かれてはいません。主が自分に何を知り，何を行うよう望んでおられるのかを理解しようと努めるならば，聖霊が個人的に指導してくださいます。」（「霊の宝」2019年10月の総大会）主は，人に何を話すべきか，また彼らにどのように話すべきかを知ることができるよう助けてくださいます。