教科課程の訓練
教師養成ガイド


「教師養成ガイド」『セミナリー教科課程の訓練』

握手をする女性たち

付録

教師養成ガイド

本育成ガイドには,セミナリーの教師が『セミナリー教科課程の訓練』を修了し,さらなる成長に備えるのを助けることができるよう,コーディネーターやプログラムアドミニストレーターに向けた提案が載っています。また,本ガイドは教師が負担を感じることのないよう,段階的に学べるようにできています。

新任教師が訓練を修了できるよう支援し,必要に応じてほかの教師も支援できるよう,計画を立てるとよいでしょう。本ガイドは,大規模な月例の現職訓練集会で取り組むこともできますし,個々の教師の必要に合わせて行ってもよいでしょう。これらの提案を行うタイミングについて検討する際は,教師が各ステップを急いで進めなければというプレッシャーを感じないようにすることが重要です。教師の能力を高めるため,適切なペースを確立する方法を見つけましょう。

教え始める前に

  • クイックスタートガイド」の指示を読んで,それに従うよう教師を招く。

  • 出席の取り方を教師に教える。

ステップ1

  • 概説されているレッスンに注意深く従うことにより,セミナリーの教科課程を取り入れるよう教師を招く。

  • 教科課程に関する質問があればそのことについて話し合い,教師の進捗状況を評価するための時間を設ける。

ステップ2

  • 「人生の備え」レッスンの訓練を修了するよう教師を招く。

  • 時間を取って,「人生の備え」レッスンの教え方について教師が持っているあらゆる質問について話し合ってください。

ステップ3

  • マスター教義訓練」を修了するよう教師を招く。

  • 時間を取って,マスター教義を身につけられるように生徒を助けることについて教師が持っているあらゆる質問について話し合ってください。

ステップ4

  • 評価訓練」を修了するよう教師を招く。

  • 時間を取って,「学習を評価する」レッスンや,生徒が評価のコース単位を取得できるよう助ける方法について教師が持っているあらゆる質問について話し合ってください。

ステップ5

  • セミナリー教科課程の採用と調整の訓練」を修了するよう教師を招く。これで,教師は教科課程にある様々なレッスンについて教わり,それらを取り入れる経験を積んだため,以前より教科課程に適切な調整を加えることができるようになったことでしょう。

  • 時間を取って,セミナリー教科課程の取り入れ方や適切な調整を加える方法について教師が持っているあらゆる質問について話し合ってください。

ステップ6

  • 教師の能力を計り,明確にし,訓練を行い,評価しながら,さらに教師の能力を高めるための計画を立てる。