世界各地の復活祭
世界各地で行われている復活祭の伝統行事に挑戦してみましょう。
復活祭のたこ
バミューダ諸島では,復活祭の前に,イエス・キリストがはかからよみがえられたことを祝ってたこあげをします。あなたも紙でたこを作り,イエスのことを思い出すためにたこあげをしてみましょう。
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紙をひし形に切ります。
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向かい合う点と点を結ぶように2本の線を引きます。線の上にぼうをのり付けしてもよいでしょう。
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内側の4つに分かれている場所の一つ一つに,あなたがイエス・キリストを愛している理由を書いてください。たこに色をぬることもできます。
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下の角にひもを付けます。紙で作ったリボンのひらひらをのり付けしてもよいでしょう。さあ,たこをあげてみましょう。
復活祭のじゅうたん
エルサルバドルとグアテマラでは,道でアルフォンブラ(じゅうたん)を作って復活祭を祝います。おがくずや花などを使って,じゅうたんのようないろどりゆたかな模様を作ります。作ったじゅうたんはイエスへのおくり物です。
あなたも復活祭のじゅうたんを作りましょう!紙に模様をえがくか,外に出て植物やチョークでじゅうたんを作りましょう。
たまごぬり
オーストラリア,南アフリカ,ウクライナをはじめ,多くの国では,復活祭を祝うためにたまごに色をぬります。たまごは復活や新しい命をしょうちょうしています。
大人の人に手伝ってもらいながら,固ゆでたまごを数個作ります。たまごが冷めたら,マーカー,絵の具,クレヨン,または染料でデコレーションをしましょう。
イタリアの復活祭のパン
イタリアでは,パーネ・ディ・パスクア(復活祭のパン)を作ります。リースの形は,兵士がイエスの頭にのせたいばらのかんむりを思い起こさせます。このレシピを使ってパンを作りましょう。
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イースト(小さじ2と4分の1),温めたミルク(1と4分の1カップ),塩(ひとつまみ),やわらかくしたバター(3分の1カップ),たまご(2つ),さとう(2分の1カップ)をまぜ合わせます。次に,小麦粉(3と2分の1カップ)を加えます。よく練ります。(パン生地がベタベタしすぎている場合は,小麦粉を少し足してください。)
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パン生地を12このかたまりに切り分けます。それぞれのかたまりを転がして,35センチのひもを作ります。
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2本のひもをより合わせて,はしとはしをくっつけて円を作ります。リースを6つ作ります。
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油をぬったベーキングシートにリースをのせ,ぬのでおおいます。そのまま1時間ねかせます。
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オーブンを170°Cに温めておきます。たまご1つと小さじ1の水をかきまぜ,6つのリースにブラシでぬります。スプリンクル(つぶの形をしたチョコレートなどのトッピング)をふりかけます。
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お好みで,リースの真ん中に色を付けたたまご(生)を置きます。20分,またはきつね色になるまで焼きます。