「主の山に登る」『For the Strength of Youth—青少年の強さのために』2022年8月号
教えに教え
主の山に登る
詩篇第24篇では,聖なる場所に立つことのほんとうの意味を学ぶことができます。
登る
上方に行くこと,上がること。
主の山
聖文では,山は神殿を象徴することがあります。主の山は,わたしたちが神に近づくことのできる,より高い霊的な場所を表します。神殿に参入する準備をし,それから神殿に参入するとき,わたしたちは「主の山に登〔り〕」ます。
手が清く,心のいさぎよい
義にかなった生活をし,罪を犯したときには悔い改めることで,わたしたちの手は清くなります。善良で徳高い思いと義にかなった目的を持つように積極的に努力するとき,わたしたちの心はいさぎよくなります。
その魂がむなしい事に望みをかける
むなしいこととは,自分の外見や能力,功績に対する過度のおごりや陶酔です。そのようなことに意識を向けるのではなく,自分の言うことや身に着けるもの,人への接し方において謙遜で慎み深くあるように努めるべきです。
偽って誓う
「主の山に登る」人は正直であるべきです。わたしたちは誠実な人になろうと努めなければなりません。