世界の教会
イタリア,ローマ
イタリア・ローマ神殿が奉献される2019年3月10日から17日に,世界中の末日聖徒,特にイタリアの聖徒は,喜びに湧くことになるでしょう。「永遠の都」にとって,主の宮以上に意味のある建造物があるでしょうか。
イタリアで初のこの神殿は,ローマ市内の北西部に立地しています。庭に囲まれた宗教・文化センターの一角にあり,ほかに多機能の集会所施設(文化ホールと大会用諸施設を併設),訪問者センター,家族歴史センター,参入者用宿泊施設があります。
イタリアで伝道活動が始まったのは1850年のことですが,教会への反対運動や厳しい法規制のために,一時期中断していました。教会がようやく伝道活動を再開できたのは1964年のことです。1993年にイタリア政府から正式に法人格を得ました。2012年,教会は「国家の友好団体」として公式な地位を認められ,それによって,一教会としても社会機関としても,もっと多くの善良な活動を行う自由を得ました。
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現在では,イタリアには2万7,000人近くの末日聖徒が101の集会所に集っています。
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トーマス・S・モンソン大管長(1927-2018年)が2010年のイタリア・ローマ神殿の鍬入れ式を管理し,その式にはローマ副市長も出席しました。
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イタリアには二つの伝道部(イタリア・ミラノ伝道部とイタリア・ローマ伝道部)があります。