セミナリー
教義と聖約2章;ジョセフ・スミス—歴史1:27-65 概要


「教義と聖約2章;ジョセフ・スミス—歴史1:27-65 概要」『教義と聖約 セミナリー教師用手引き』(2025年)

「概要」,『教義と聖約 セミナリー教師用手引き』

教義と聖約2章;ジョセフ・スミス—歴史1:27-65

教義と聖約2章ジョセフ・スミス—歴史1:27-65

概要

最初の示現から3年後,ジョセフ・スミスは神の前における自分の立場を知りたいと思い,導きを求めて神に祈りました。すると天使モロナイが現れて,神はなすべき業をお持ちであるとジョセフに告げました。モロナイは金版について話し,エリヤが子孫の心を先祖に向けるというマラキの預言など,ジョセフ・スミスが成就に携わる聖書の預言を引用しました。

御霊によって教える:聖霊は真理とキリストについて証し,人の心を変えてくださいます。福音を教える究極の目的は,聖霊を通してのみ達成することができます。究極の目的とは,イエス・キリストを信じる信仰を築き,人がさらにキリストのようになるのを助けることです。聖霊を招いてその役割を果たしていただく方法を探しましょう。救い主がどのようにこれを行われたかについて詳しくは,『救い主の方法で教える』の「救い主は聖霊から教えを受ける機会を人々に与えられた」の項を参照してください。生徒に自己評価してもらうことが,これを行う一つの方法となります。「教義と聖約2章」を学ぶ今週の課でも,これを行う方法の例を見ていきます。

教える準備

以下の情報は,各課の事前準備に必要なもののアイデアを教師に提供するものです。

ジョセフ・スミス—歴史1:27-50

この課の目的:この課では,ジョセフ・スミスが神の預言者として召されたことの重要性を生徒に感じてもらいます。

  • 生徒の準備:神が預言者としてジョセフ・スミスを召されたために明らかになった重要な真理を発表する準備をして来るよう,生徒に勧めます。

ジョセフ・スミス—歴史1:50-65

この課の目的:この課では,主は御自身が命じられた業を生徒が成し遂げられるよう助けてくださることを,生徒に理解してもらいます。

  • 生徒の準備:生徒には,生活の中に救い主の助けがあるとどんな祝福があるか,考えてきてもらいます。

  • 掲示する内容:レッスン前にホワイトボードに表を書いておくとよいでしょう。

教義と聖約2章

この課の目的:この課では生徒に,主の招きに応じて,心を先祖に向けるようになってもらいます。

  • 生徒の準備:生徒には,自分の家族歴史の中から一人選んで,その人について話す準備をしてきてもらいます。ファミリーサーチの「思い出」タブを使って,ファミリーツリーに表示されている親族に関するストーリーを見つけてもらうとよいでしょう。

  • 必要なこと:生徒には,FamilySearch.orgにログインするためのユーザー名とパスワードを準備してきてもらいます。教会アカウントのログイン情報を使ってFamilySearch.orgにアクセスすることができます。紙の鎖を作るための紙とはさみを用意します。

印刷