セミナリー
教義と聖約12-17章;ジョセフ・スミス-歴史1:66-75:概要


「教義と聖約12-17章;ジョセフ・スミス-歴史1:66-75:概要」『教義と聖約 セミナリー教師用手引き』(2025)

「教義と聖約12-17章;ジョセフ・スミス-歴史1:66-75」『教義と聖約 セミナリー教師用手引き』

教義と聖約12-17章ジョセフ・スミス-歴史1:66-75

教義と聖約12-17章ジョセフ・スミス-歴史1:66-75

概要

モルモン書を翻訳していたジョセフ・スミスとオリバー・カウドリは,罪の赦しのためのバプテスマについて疑問を持ち,主に尋ねました。その問いは答えられ,バプテスマのヨハネが現れ,アロン神権を回復しました。神権の回復はその後も続き,しばらくした後に,ペテロ,ヤコブ,ヨハネがメルキゼデク神権を回復しました。モルモン書の翻訳が終わりに近づいたとき,金版を見るために3人の人物が選ばれました。オリバー・カウドリ,デビッド・ホイットマー,マーティン・ハリスは,示現で天使モロナイと金版を見ました。また,モルモン書が真実であると宣言される主の声も聞きました。

訓練アイコン 生徒がイエス・キリストに焦点を合わせられるようにする:生徒がイエス・キリストを中心に福音学習を進められるようにすることで,救い主に対する理解と感謝の気持ちを聖霊が強めてくださいます。イエス・キリストの力と憐れみ,贖罪の使命の証拠を生徒が見つけるのに役立つ質問をします。イエス・キリストに対する気持ちを生徒に記録してもらいます。または,それについて話し合ってもらってもよいでしょう。救い主がどのようにしてこれを行われたかについて詳しくは,「救い主の方法で教える」の「学習者が,自分の生活の中で,主の愛と力と憐れみを認識できるよう助ける」の項を参照してください。また,今週の「教義と聖約14章」の課にも,これを行う方法の例が紹介されています。

教える準備

以下の情報は,各課の事前準備のアイデアを教師に提供するものです。

ジョセフ・スミス-歴史1:68-75;教義と聖約13章

この課の目的:生徒に,救い主の神権の権能の回復の重要性を感じてもらう

  • 生徒の準備:神権の回復の詳しいいきさつを説明したり,思い浮かんだ疑問を尋ねることができる準備をしてくるよう生徒を招きます。末日聖典合本の終わりにある教会歴史の写真5「サスケハナ川」の説明を読んだり,「福音ライブラリー」の「学習ヘルプ」の項を読んだりして準備するとよいでしょう。

  • ビデオ:霊の宝」(18:07;タイムコード3:00-3:51を見ます)

教義と聖約14章

この課の目的:人に能力を授ける救い主の力によって,生徒が従順になり,最後まで堪え忍べるようになる

教義と聖約17章

この課の目的:生徒が三人の証人の証を研究してモルモン書に対する自分自身の証を強化する

  • 生徒の準備:生徒に,ChurchofJesusChrist.orgで,モルモン書の三人の証人について調べ,見つけたことを発表できるよう準備をしてきてもらいます。

  • 教材:袋と物(袋の中に何かを隠し,一部の生徒に袋の中身にある物を見せて,クラスの皆に説明してもらえるようにします)

  • ビデオ:永遠のための一日」(23:09;タイムコード15:01-17:55を見ます);「預言者ジョセフの使命への不朽の証」(17:32;タイムコード4:18-5:43を見ます)