自立
学ぶ—所要時間:45分以内


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読む:以下のシンプルな公式に従うことで,求職活動を実り多いものとすることができます:

信仰をもって行動する+熱心に努力する+賢く取り組む=成功

この本を通じて,あなたは一本の道を歩んでいきます。それは信仰をもって行動し,熱心に努力し,さらには賢く取り組むための求職活動スキルを身につけるうえで助けとなる道です。以下の「より良い仕事への道」の各ステップを,下から順に交代で読みます。

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はしごの画像

読む:信仰と勤勉という,基本的な原則から始めます。

1.信仰をもって行動する

読む:実りある求職活動を行ううえでの基本は,信仰です。仕事を探すことを含め,天の御父にとって,すべてのことは霊にかかわるものです。主はこのように言われました。「まことに,わたしはあなたがたに言う。わたしにとってはすべてが霊にかかわるものであり,わたしはいまだかつて,現世の律法をあなたがたに与えたことがない。」(教義と聖約29:34

仕事を得ることは,霊的にも物質的にも重要なことです。したがって求職活動に伴う行動は,すべて信仰に基づく行いとなり得ます。神が仕事の面において祝福してくださるよう望み,祈るだけでなく,信仰を示すために行動する必要があるのです。

話し合う:信仰は,求職活動とどのような関係があるでしょうか。

2.求職内容を絞り込む

ジョシュの求職活動

読む:グループの集会を通して,わたしたちはジョシュという人物が効果的な求職活動の原則とスキルを実践しようと努力するのを見守り,指導します。ジョシュは2年間,パソコンサポートの技術者として働きましたが,2か月前に解雇されました。ジョシュは結婚しており,コンピューター科学を学んでいます。妻と幼い子供を養う必要があります。仕事を見つける必要がありますが,

どこから手をつければよいのかよく分かりません。あらゆる職種に,この1週間は,ウェイター,カスタマーサービス担当者,ヘルプデスク技術者,倉庫係に応募しました。これまでのところ,あまり成果は得られていません。

話し合う:求職活動に関するあなたの経験は,ジョシュの経験とどのような点で通じているでしょうか。

読む:求職活動を始めるために,まずは自分が就きたいと思う職種を把握します。自分が条件を満たせる職種である必要があります。求職者の多くはこの点を見落としがちです。ジョシュとまったく同じように,あらゆる職種を考慮の対象とすることで時間を浪費しているのです。幾つかの職種に焦点を絞れば,より速く仕事を見つけることができます。

どのような職に就くべきかが分からない場合は,周りの人々に相談する時間を取り,役立つ情報を入手することによって,より早く見当をつけられるようにします。多くの求職者は,より良い仕事を探す,またはそのような仕事に備える間,自活するうえで安定した仕事に就きます。あなたがそのような求職者の場合,スペンサー・W・キンボール大管長の次の助言を忘れないでください。「労働は,幸福と自尊心と繁栄をもたらします。働かなくては何も成し遂げられません。労働は怠惰の対極にあります。わたしたちは働くように命じられています。」(『歴代大管長の教え—スペンサー・W・キンボール』118)労働とは,気高いものです。

ジョシュは,パソコンサポートの分野に焦点を絞ればさらに事がうまく運ぶと気づきます。それがジョシュの雇用に関する目標となるでしょう。

3.熱心に努力する—リソースを見つけ,コンタクトを取る

ジョシュの求職活動

読む:ジョシュは仕事を探すのが好きではありませんでした。毎日数時間を費やしますが,ネット上の求人案内を見て,職業紹介所に相談することが大半です。

話し合う:ジョシュの取り組み方についてどう思いますか。この方法を続けた場合,仕事を得るのにどのくらい時間がかかると思いますか。

読む:成功を収める求職者は,熱心に努力します。努力は報われます。熱心に取り組めば取り組むほど,より速く仕事を得ることができるのです。求職活動では,日々リソースを見つけ,コンタクトを取る必要があります。

リソースとは,求職活動で成功を収めるのに役立つ,あらゆる情報源,繋がりを指します。人や場所,ものである場合もあります。

コンタクトとは,リソースとの,雇用に関するあらゆるやり取りを指します。だれかと直接会う,電話をかける,メールを送る,応募書類や履歴書を送付する,あるいは礼状を送る,といったことが挙げられるでしょう。

リソースを見つければ見つけるほど,コンタクトを取れば取るほど,より速く仕事を見つけることができます。求職活動を劇的に迅速化するために,毎日15個のリソースを見つけ,10回コンタクトを取るようにしましょう。

ジョシュの求職活動

読む:リソースとコンタクトについて学んだジョシュは,早速求職活動に取りかかりました。

例えば,昨日は以下のようなことを行いました:

  • 気になる企業を3つ見つけた

  • 役立つサイトを3つ見つけた

  • コンタクトを取ることができる人を7人(友人,クラスメート,以前の同僚)考えた

  • 2つの求人を見つけた

一日だけで15ものリソースを見つけたことになります!

それから,以下のような方法で,それぞれのリソースとコンタクトを取りました。

  • 3つの企業に直接電話をかけ,詳しい情報を入手した

  • 自分が求職活動中だと知らせるために,4人の友人と直接,またはメールやメッセージを通して連絡を取った

  • 2つの求人に応募した

  • 応募した求人の担当者にフォローアップし,自分の情報が受理されていることを確認した

一日だけで11ものコンタクトを取ったことになります!

読む:見込みのあるリソースのリストが用意できたら,次のステップはコンタクトを取ることです。

ヒント:付録の194-196ページにあるフォームを活用し,リソースとコンタクトに関する情報をいつも整理します。

話し合う:求職活動において熱心に努力することは,どのような点で信仰を示すことになりますか。

まとめ

視聴する:「それは奇跡でした」(ldschurch.jp/srs)動画を視聴することができない場合は,18ページを読んでください。

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話し合う:この章から学んだ最も大切なことは何か,幾つか挙げてください。

読む:以下のシンプルな公式に従うことで,求職活動を実り多いものとすることができます:

信仰をもって行動する+熱心に努力する+賢く取り組む=成功

毎日リソースを見つけ,コンタクトを取ることで,この公式をすぐに応用してみましょう。そうすることで信仰を表すのです。天の御父に助けを求めましょう。あなたの取り組みを信仰の行いとして認めてくださるように祈ります。御父はあなたを祝福し,成功へと導いてくださるでしょう。この後に続く幾つかの章では,わたしたちが賢く取り組むうえで役立つスキルを探っていきます。

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