学習を評価する 7
使徒1-28章
この課では,新約聖書の研究を通して自分が設定した目標にどれだけ近づけたか,何を学び,どう成長したかを自己評価してもらいます。
学習活動案
人は変わることができるか
友達に,自分には変えたいところがあるのだけれど変えられないと思う,と言われたと仮定します。
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あなたはどのように答えますか。
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イエス・キリストの贖いを通して変わることができることを知ると,人生はどう変わるでしょうか。
使徒行伝に出てくる話の中で,人はキリストのもとに来てキリストの弟子になることで良い方向に変わることができることを示している話について,深く考えてください。
必要に応じて,以下に挙げる例のどれか一つまたは複数を復習するとよいでしょう。
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教会に入った人々: 使徒2:14,36-47
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エチオピヤ人の宦官: 使徒8:26-40
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(パウロとなった)サウロ: 使徒9:1-22
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コルネリオ: 使徒10:1-8,24-25,44-48
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パウロとシラスを守る獄吏: 使徒16:25-36
以下に挙げる例のいずれか,または使徒行伝にあるそのほかの例を使って,自分が変わることができるとは思えないと言う友達に何と答えるか,考えましょう。友達への答えには,以下の内容を入れてください:
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救い主の助けによって人が変わることの証拠。
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救い主と,救い主が遣わされた僕たちが,その人が変わるのをどう助けたか。
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主とその僕を信頼してその人が行ったこと。
あなた自身のイエス・キリストへの改心について,深く考えてみましょう。使徒行伝を研究していて,変わりなさい,成長しなさいと主から言われているように感じたときのことについて考えてください。以下の質問の答えを学習帳に書いてください:
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あなたは,イエス・キリストのどのような点を知って,さらに深く主を愛し,主に従いたいという気持ちになりましたか。
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この1か月ほどの間に,自分のどこを変えるよう聖霊から促されるのを感じましたか。その促しを感じて,あなたは何をしましたか。
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あなたのその努力に対して,天の御父はどのような祝福を与えてくださいましたか。あなたがいちばん変われたのは,何をしたときでしたか。
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変わるように,成長するようにという促しを受け入れるのが難しかったことがあるとしたら,その理由は何ですか。天の御父にもっと助けを求めるには,どうすればよいでしょうか。
この課を学習し,引き続き聖霊を通して天の御父からの霊感を得られるよう努力しましょう。あなたが変わってイエス・キリストにさらに深く帰依するために,主はあなたに何をするよう求めておられるのかが分かるよう,努力してください。以下の活動から一つ選んで行い,キリストに近づく方法を考えましょう。
活動A:イエス・キリストの福音の第一の原則と儀式
使徒行伝では,多くの人々が,福音の第一の原則と儀式を受けることによって,天の助けを受けて変わり,イエス・キリストにさらに深く帰依するようになりました。
『聖句ガイド』では,この原則と儀式がイエス・キリストに帰依するうえでどのような助けになるかが説明されています。
「改宗は,悔い改め,罪の赦しのためのバプテスマ,按手により聖霊を受けること,さらに主イエス・キリストを信じる信仰を持ち続けることによって完全なものとなる。生まれながらの人も,キリストなるイエスにより再び生まれて,聖められた新しい人となることができる( 2コリント5:17 ; モーサヤ3:19 )。」
(『聖句ガイド』「 改宗 」の項,scriptures.ChurchofJesusChrist.org)
主の助けによって変わっていった人のことを述べた話を一つ選び,それについて深く考えましょう。
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福音の第一の原則と儀式は,その人の改宗にどのような役割を果たしましたか。
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福音の第一の原則と儀式は,あなたやほかの人が救い主に帰依するのにどのような助けになりましたか。
地元の宣教師から,自分の教えている人のことで,協力を求められたと仮定します。宣教師は,イエス・キリストへの帰依を深め,主の助けを頂いて人生で必要な変化を遂げるために福音の第一の原則と儀式がどのような助けになるかを,あなたに話してほしいと考えています。この人に直接話しているつもりで,説明することを書いてください。使徒行伝やあなたの個人的な経験から,役に立つと思われる例を一つ以上挙げましょう。
活動B:聖文研究と改宗
イエス・キリストへの改心を深めるためにできる大切な行動の一つは,絶えず聖文を研究することです。使徒行伝に出てくる以下の話を読んで,改宗するうえで聖文研究がいかに大切か,考えてください。
ピリポとエチオピヤ人の男性: 使徒8:26-40
パウロとテサロニケとベレヤの聖徒たち: 使徒17:1-14
聖文研究があなたの救い主への改心にどう役立ったか,深く考えましょう。
若い男性または若い女性の指導者から,ワードや支部の青少年が聖文を研究してイエス・キリストへの改心を深めることができるよう助けてほしいと頼まれたと仮定します。青少年のやる気を起こさせるために,どのようなリソースを作成したらよいでしょうか。少し時間を取って,リソースの概要を学習帳に書いてください。このようなリソースには,ビデオや記事,話,会話,ウェブサイトなどがあるかもしれません。
以下のようなリソースを使うとよいでしょう:
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使徒行伝やほかの聖典に出てくる,聖文研究の大切さを示す例。
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あなたが活用していて,重宝している聖文スキルの例,またはあなたの聖文研究の仕方の説明。
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聖文研究が救い主への改心を深めるのに役立った経験の説明。あなた自身の経験でも,知っている人の経験でも結構です。
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聖文研究が与えてくれる力についてのあなた自身の証。
聖霊を通して天の御父の助けを求め,イエス・キリストにさらに深く帰依するために取るべき行動が思い浮かんだら,それを書き留めましょう。あなたがその促しに従って行動しようと努力するならば,救い主は助けてくださいます。御霊に感じたことを親や信頼できる教会指導者に話すといいかもしれません。受けた促しに従って行動できるよう助けてもらってください。
補足学習活動
使徒10 - 11章 ; 使徒15章 ; 使徒27章 。啓示
教会指導者が受ける啓示について生徒がどのくらい知っているか,評価するといいかもしれません。 使徒10章 ; 11章 ; 15章 ; 27章 の課で書き留めたメモを生徒に復習してもらいます。生徒が自分の考えを整理して発表する機会を設けましょう。例えば,機関誌『For the Strength of Youth—青少年の強さのために』に載せる簡単な記事を生徒に書いてもらうといいかもしれません。教会全体に対する啓示がどのようにして与えられるか,その真理を理解することがなぜ大切なのかを説明する記事を書いてもらいます。
艱難を通してキリストに平安を見いだす
使徒5:40-42 のペテロとヨハネ, 使徒6 - 7章 のステパノ, 使徒12:1-19 のペテロとほかの教会員, 使徒22 - 28章 のパウロなど,艱難に遭ってもキリストに平安を見いだすことができた使徒行伝の人物を,生徒に思い出してもらいます。彼らが艱難の中でキリストに平安を見いだした経験を,生徒に発表してもらいましょう。今後試練に遭ったときに助けになると思われる,使徒行伝の人物の行動や個人的な経験を,生徒に話してもらってもいいかもしれません。聖霊を通して天の御父の霊感を求め,今後試練に直面したときにキリストに平安を見いだすためにどのようなことを行うか,生徒に計画してもらいましょう。