シェルドン姉妹のきせき
シェルドン姉妹は,今までで最高の初等協会会長です!とても元気で楽しい人です。シェルドン姉妹が分かち合いの時間を担当するために前に立つとき,わたしたちはみんな,笑顔で手をたたきながら,「シェルドン姉妹の分かち合いの時間」と声を合わせてくり返します。シェルドン姉妹はそれをとても喜んでくれます。
2015年の初め,シェルドン姉妹はがんにかかっていることが分かりました。5回目でした。わたしたちみんなに,がんとは何か,がんにかかるとどうなるかを説明してくれました。教会に来られないこともあるし,たぶんかみの毛がぬけてしまうだろうということも話してくれました。シェルドン姉妹はわたしたちに,がんが治るように,断食していのってほしいと言いました。
このとき,初等協会では,ヘルピングハンズチャレンジをして,手の形に紙を切って,自分がした奉仕をそこに書いていました。初等協会会長会のアシュビー姉妹が,シェルドン姉妹のためにヘルピングハンズのキルトを作ってはどうかと提案してくれました。わたしたちがみんな,シェルドン姉妹を愛していることを知ってほしかったので,初等協会の全員が自分の手形やハートの形にぬのを切り,活動の日に,女の子たちはそれを使ってキルトを作りました。ぬったり,アイロンをかけたりして,わたしたちの愛をすべて,それに注ぎました。シェルドン姉妹を思い出すために,指にひもを結びつけた人もいました。
わたしたちはシェルドン姉妹に,キルトをプレゼントしました。化学療法を受けるとき,シェルドン姉妹はそれを持って行って,わたしたちの愛を感じてくれました。
いちばんよかったのは、シェルドン姉妹が初等協会の全員にあかしをしてくれたことでした。シェルドン姉妹にとって,わたしたちがどんなに特別で,わたしたちのことをどんなに愛しているかを話してくれました。もう一度化学療法を乗り切ることができるように,わたしたちがどんなに大きな力になっていたかを,シェルドン姉妹は知っていました。わたしは,治療がうまくいかないのではないかとこわい気持ちもありましたが,きっと大丈夫だと思いました。今,シェルドン姉妹はがんにかかっていません!