2017
大切なことについて祈っていますが,答えを受けたかどうか分かりません。どうしたら答えを受けたことが分かるでしょうか。
December 2017


質疑応答

大切なことについて祈っていますが,答えを受けたかどうか分かりません。どうしたら答えを受けたことが分かるでしょうか。

祈りの答えを受けることは一つのプロセスであると説明されています。まず,あなたの質問について心の中で深く考えます。次に,自分の答えが正しいか神に尋ねます。その答えが正しければ,主は「あなたの心に平安を告げ〔て〕」くださいます(教義と聖約6:23)。

でも,平安な気持ちを強く感じなかったらどうでしょうか。あるいは,答えを受けたように感じるけれども,それが自分の考えか,または聖霊から来たものなのか確信が持てなかったらどうでしょうか。

十二使徒定員会のデビッド・A・ベドナー長老は,次のように教えています。「ほとんどの場合,啓示は時間をかけて少しずつもたらされ,わたしたちの望み,ふさわしさ,準備の度合いに応じて与えられます。」1答えはいつも突然来るとは限りません。たいていの場合,「教えに教え,訓戒に訓戒」として来ます(2ニーファイ28:30)。そして答えを完全に受けたと感じる前に,ある方向に一歩足を踏み出さなければならないことがよくあります。前に,一つの方向に一歩足を踏み出さなければならないことがよくあります。答えをまったく受けないことも時々あります。それは,適切なときに神がこたえてくださるという信仰をもって,とにかく行動する必要のある時なのです。

答えがあなたの考えなのか,それとも聖霊からなのかと悩むとき,最も良い答えは「善を行うように誘い,促〔し〕,……神を愛し,神に仕えるように誘〔う〕」ものであることを思い起こしてください(モロナイ7:13)。

  1. デビッド・A・べドナー「啓示の霊」2011年4月総大会