2020
バプテスマの決断
2020年6月


バプテスマの決断

feet in baptismal font

最近,わたしたち夫婦は,7歳の息子にバプテスマを受ける備えができているかどうかを判断しようとしていました。自閉症の息子が,この決断に責任が伴うことを十分理解しているかどうか,決めかねていたのです。18ページには,正しい決断をするためにわたしたちが考慮した様々なことが記載されています。

わたしは教会の障がい者スペシャリストという立場上,障がいのある人の中に教会の輪に加わりたいと望む人々が大勢いることを知っています。何らかの障がいがある兄弟姉妹の皆さんにこう申し上げたいと思います。わたしたちは皆さんを愛し,必要とし,皆さんによりよくミニスタリングを行う方法を知りたいと望んでいます。

この号には,障がいについて理解を深め,ワードや地域社会への受け入れを助ける記事が幾つか掲載されています。

  • 障がいのある子を持つ七十人のポール・B・パイパー長老と妻のメリッサ姉妹が,親に希望と励ましを与えます(28ページ)。

  • わたしの記事の終わりには,教会のレッスンや召しにおいて,障がいのある会員をよりよく助けるアイデアが掲載されています(21ページ)。

  • 親は『フレンド』にあるこのお話を例に用いて,どうしたら障がいのある人の友達になれるか子供たちに教えることができます(F16ページ)。

「人の価値が神の目に大いなるものである」ことを思い出しながら,この号をお読みください(教義と聖約18:10)。愛と包容力のある家庭と教会の環境を育むことにより,イエスのもとに来て主のようになりたいと思うすべての人にその機会が与えられるよう助けることができます。

愛を込めて,

ケイティー・エドナ・スティード

障がい者スペシャリスト,神権・家族部