神殿儀式に関する声明
大管長会は2020年7月20日,神殿のエンダウメントの儀式に加えられた変更に関して以下のメッセージを発表しました。
「神殿における神聖な教えと約束,儀式の起源は,古代にまでさかのぼります。神の子供たちはさらに聖約を交わすとき,また救い主イエス・キリストの役割を含め,主の計画についてさらに学ぶとき,主に心を向けることになります。
神殿での経験において教えを授ける方法は,霊感によって過去においても近年においても度々変更されてきました。会員が神殿での学びに対する理解を深め,それに従って生活できるよう助けるためです。
神殿の経験には,神聖な聖約,すなわち神との約束を交わすことが含まれます。ほとんどの人は,宗教上の聖約を交わすことに伴う象徴的な行為に馴染みがあります(例として,祈り,バプテスマで人が水に沈められること,結婚の儀式で手を取り合うことなど)。神殿の聖約を交わす際にも,同様の簡潔かつ象徴的な行為が付随します。
あらゆる人に対する配慮と,神殿で学ぶ経験をより豊かなものにしたいという望みから,近ごろ神殿のエンダウメントの儀式に加えられた変更が承認されました。神殿儀式の神聖さを踏まえ,わたしたちは会員と友人の皆さんに,こうした変更に関して憶測を立てたり,公に話し合ったりすることのないようお願いします。教会員の皆さんには,祈りと感謝の気持ちを持って,神聖な神殿の業に再び完全な形で参加できるようになる日を引き続き待ち望むようお勧めします。」