ブラッドリー・R・ウィルコックス兄弟

中央若い男性会長会第一顧問

中央若い男性会長会顧問として奉仕を始める何年も前に，ブラッドリー・R・ウィルコックス兄弟とデビ夫人は，参加を渋っている14歳の息子を，ブリガム・ヤング大学で行われたEFY（Especially for Youth。青少年のプログラム）に送り出しました。

彼には「霊的な骨がない」のではないかと，二人は心配しました。ところが，霊的な事柄への集中力と感受性の豊かな子になって家に帰ってきたのです。それから何年もたつ現在，彼はビショップリックで奉仕し，ワードで青少年を指導し教えています。

ウィルコックス兄弟が昨年の夏，世界中の末日聖徒の青少年が「青少年の強さのために」（ FSY ）カンファレンスに参加する中で繰り返し目にしたのが，そのような情景でした。「参加するか迷っていた」人たちが，何人も，別人のようなもっと良い人になって家に帰ったのです。

2020年から中央若い男性会長会第二顧問を務め，2023年4月の総大会で第一顧問として支持を受けたウィルコックス兄弟は，今は末日聖徒の青少年に仕えるのにすばらしい時だと語ります。中央若い男性会長会と中央若い女性会長会は，定期的に連携して活動し，「FSYカンファレンス，ガイド，機関誌はかつてないほど多くの青少年の心を動かしています。」

ブラッドリー・レイ・ウィルコックス兄弟（63歳）は，1959年12月25日にアメリカ合衆国ユタ州プロボで，レイ・Т・ウィルコックス，バル・C・ウィルコックス夫妻のもとに生まれました。その後，プロボで育ちましたが，幼少期の数年をエチオピアで過ごしました。

チリ・ビニャデルマール伝道部で専任宣教師として奉仕した後，ウィルコックス兄弟は，1982年10月にユタ州プロボ神殿でデボラ・ガンネルと結婚しました。夫妻は，4人の子供がおり，ユタ州プロボに住んでいます。

ウィルコックス兄弟は，ブリガム・ヤング大学（BYU）で教育学の学士号と修士号，ワイオミング大学で博士号を取得しました。BYUの古代聖典学部の教授です。1985年以来，夏の大半をBYUのEFYプログラムにささげてきました。

ウィルコックス兄弟はこれまでビショップ，ステーク会長会，チリ・サンティアゴ東伝道部会長として，また日曜学校中央管理会で奉仕してきました。