2023
多くの国々で教え導く教会指導者たち
2023年5月号


全世界での十二使徒の教え導く業は続く

デビッド・A・ベドナー長老は2022年10月に,スイス,オーストリア,アルバニア,ハンガリーを訪問しました。スイスでは,国際連合の高官や,人道支援を教会と共同で行っている世界的組織の代表者らと会談しました。そのほかの国では会員と集会を持ちましたが,その多くは,その国での信仰の開拓者でした。

「わたしたちは,何世代も続く教会の土台を築いている聖徒たちと交流しているのです」とベドナー長老は言っています。

2022年11月10日,ロナルド・A・ラズバンド長老は,サンパウロ神殿の訪問者センターからFacebookの生放送に参加し,救い主イエス・キリストについての証を分かち合いました。

「イエス・キリストが王の王であられることを,常に覚えていてください。イエスは主の主であり,平和の君です」とラズバンド長老は証しています。

同じく11月に,ゲーリー・E・スティーブンソン長老が,インドネシアのバリ島で開かれたG20宗教フォーラムで話し,信仰について,「核となる原則に当てはめながらも,さらなる神の光と知識に導かれるときに」この世の問題を解決するのに最も役立つものだと言いました。

十二使徒定員会会長代理のM・ラッセル・バラード会長は,2022年12月にメキシコシティー宣教師訓練センターで宣教師たちに向けて話し,「イエス・キリストが全人類の救い主,贖い主であることを世の人々に宣言することは特権です」と証しました。

ジェフリー・R・ホランド長老は2022年12月に,アメリカ合衆国カリフォルニア州のセミナリーのクラスを訪問しました。そして,カリフォルニア州ベンチューラ周辺の8つのステークのスペイン語の会員を対象に話し,英語とスペイン語の両方で話しました。青少年に重点を置くよう会員に強く勧め,話を聞いている青少年と指導者に,今すぐ宣教師になるようチャレンジしました。それは,「神は生きておられます。兄弟姉妹,神は生きておられ,教会は真実だからです」と言いました。

大管長会第一顧問のダリン・H・オークス管長は,2023年2月11日,アメリカ合衆国イリノイ州,インディアナ州,ウィスコンシン州の教会員や地域の人々に話をしました。イリノイ州ウィルメットのステークセンターで話し,その集会が14のステークに放送されたのです。その翌日の夜には,イリノイ州ロックフォードステークセンターに集まった約900人の青少年とヤングアダルトに向けて話をしました。この集会はほかにも,イリノイ州,インディアナ州,ウィスコンシン州に放送されました。

インドの教会員とボランティアたちは,2月6日から17日にかけてニュー・デリー,ハイデラバード,ベンガルールを訪れたディーター・F・ウークトドルフ長老を歓迎しました。「わたしたちはインドとインドの人々を愛しています」とウークトドルフ長老は声を大にして言いました。「わたしたちは深く感動し,感銘を受けました。」

クエンティン・L・クック長老は,2月の訪問でマダガスカル,ザンビア,モザンビークの聖徒たちを教えました。教会員ではない人たちが500人以上,モザンビークのマプートで行われた合同ステーク大会に出席して,この使徒の話を聞きました。「日曜日の集会には教会員ではない人が非常にたくさんいたため,わたしたちは用意したメッセージをやや変更して,教義的な原則を教え,福音の全体像を捉えてもらえるようにし,預言者の大切さを紹介し,イエス・キリストとその贖罪に対する信仰を築くことができるようにしました」とクック長老は言っています。

2月にはD・トッド・クリストファーソン長老が,アフリカ西地域を12日間の日程で訪れ,ガーナ,ナイジェリア,コートジボワール,リベリアの会員を訪問しました。この日程にはガーナの大統領との会合が含まれており,大統領とは教育に対する共通の重要事項について話し合い,BYUパスウェイ・ワールドワイドとギャザリング・プレイスプログラムをチェックしました。

デール・G・レンランド長老は2月にホンジュラス,ベリーズ,パナマ,ニカラグア,グアテマラを訪問しました。ルース夫人も同伴しています。この訪問中,レンランド長老はニカラグアの病院に行き,レンランド姉妹はホンジュラスの移民への衛生キットや衣類の寄付を教会が行うの手伝いました。

3月には,ニール・L・アンダーセン長老がブラジルを訪れて著名な市民運動の指導者たちと会合を持ち,間もなく奉献されるブラジル・ブラジリア神殿を訪れて,国中の会員,宣教師,指導者に教え,証しました。この訪問中にアンダーセン長老は,キャシー・アンダーセン姉妹とともにブラジルの大統領夫人と会合を持ちました。

3月のメキシコ訪問中,ゲレット・W・ゴング長老はメキシコのアダン・アウグスト・ロペス内務大臣と会談しました。ロペス大臣は,メキシコ政府で第2の地位にある高官です。内務省の本部で開かれた集会でゴング長老は,メキシコで家族を強めるために教会が行っている取り組みについて話し,「そうすることによって,わたしたちは強固な社会を築く業に貢献しているのです」と言いました。

ウリセス・ソアレス長老は太平洋地域の末日聖徒に,イエス・キリストを中心にした生活を今後も続けるようにと勧めました。「救い主イエス・キリストを中心にして生活し,主の回復された福音に従おうと努力するならば,わたしたちはいつも平安と安息と喜びを見いだしながら人生の旅を続けることができます」と,3月にニュージーランドとトンガ,フィジーを訪れた際に語っています。