第2課

始めましょう

目的

クラスの生徒はこの課を終了すると，次のことができるようになります。

神殿・家族歴史活動を行うための3段階の手順を理解する。
先祖を特定して彼らに贖あがないをもたらす働きをするに当たって，聖霊の促しに従いたいと思うようになる。
ファミリーサーチ・インターネットサイトで登録し，自分自身と家族について記録されている情報を確認する。このサイトは，new.familysearch.orgにある。

準備

レッスンの準備として，

『神殿・家族歴史活動に関する会員のガイド』の7－10ページをよく祈って研究してください。
クラスに出席する人々のリストをワード書記に渡してください。各生徒のために「個人の儀式概要」を印刷して，クラスの最後の5分にクラスに来て各生徒にそれを渡すように書記に依頼します。「個人の儀式概要」には，クラスの生徒がこの課の割り当てを果たすために必要な情報が記載されています。
new.familysearch.orgに進み，ヘルプセンターで利用できるヘルプと資料を確認してください。このオンラインヘルプからは，ファミリーサーチ・インターネットサイトを利用するための最新の指示が得られます。あなたはこれらの資料の幾つかを印刷して，クラスの生徒への配付資料として使えます。
『神殿・家族歴史コースDVD』の下記のセグメントを見てください。（セグメントを見せることができなければ，セグメントを見せた後に行う話し合いの活動を提示して同じ情報を幾つか採り上げることができます。）
- 「家族歴史を始める」（3分24秒）
- 「御み霊たまに従う」（6分35秒）
クラスのために集会所図書室のDVDプレーヤーを予約してください。

割り当ての確認

クラスの始めに，前回のレッスンの割り当てを簡単に復習し，生徒に以下のことを尋ねます。

『会員のガイド』の5ページにある割り当てを一つ，あるいは複数完了できた人は何人いますか。
どのような経験をしましたか。

主要項目

1．神殿・家族歴史活動の手順

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DVD icon
DVDの上映

次のDVDセグメントを見せる前に，それが神殿・家族歴史活動を行う手順の概要であることを説明してください。また，この活動を開始するときにどこから助けが得られるかについても示されています。セグメントを見るときに，どの資料から助けを得られるかを見つけるように生徒に伝えます。

「家族歴史を始める」（3分24秒）を見せます。

話し合い

DVDセグメントから次の点を簡単に復習します。

神殿・家族歴史活動を行うのに3段階の手順があります。『会員のガイド』の7ページにある図表を指摘するとよいでしょう。）
ファミリーサーチ・インターネットサイトは，家族についての情報を見つけ，神殿の儀式のために名前を準備する中心的な場所です。
家族歴史活動に役立つ資料を入手できます。

クラスの生徒から質問があれば，それに答えてください。

2．助けを得られる場所

『会員のガイド』の7－10ページに神殿・家族歴史活動の助けとして利用できる資料についての情報があることを，生徒に説明してください。

家族歴史相談員が行う事柄を生徒が理解できるようにしてください（『会員のガイド』の8ページを参照）。ワード／支部の家族歴史相談員がだれであるかを，生徒に伝えます。

また，家族歴史センターで利用できるサービスを説明します。説明には次の事項を含みます。

無料クラス
調査の手伝い
マイクロフィルムの注文
コピーサービス
インターネットへの接続

3．聖霊の導きに従う

1ニーファイ4：6–7をだれかに読んでもらい，その後，クラスの生徒に次の質問をします。

ニーファイが自分のなすべきことを知らないまま進んで行ったのは，なぜでしょうか。
あなたは神殿・家族歴史活動を行うときに，同様の信仰をどのように行使できるでしょうか。

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DVD icon
DVDの上映

このDVDセグメントを見せる前に，神殿・家族歴史活動で聖霊が人々に導きをお与えになる方法を見つけるようにクラスの生徒に伝えます。

「御霊に従う」（6分35秒）を見せます。

話し合い

聖霊が人々に導きをお与えになる方法について，生徒に述べてもらいます（『会員のガイド』の7－8ページをを参照）。

聖霊に導かれた経験を生徒に紹介してもらいます。

4．ファミリーサーチ・インターネットサイトから始める

ファミリーサーチ・インターネットサイトは神殿・家族歴史活動を行っている人々にとって有効な手段であることを説明します（『会員のガイド』の8－9ページを参照）。このサイトで教会員は次のことができます。

彼らとその家族について教会にどのような情報があるかを確認する。
家族の情報を表示し，記録し，編集する。
神殿の儀式のために名前を準備する。
ほかの家族と協力する。

クラスの生徒に次のことを話してください。会員が神殿・家族歴史活動を始めるに当たって最初に行うことは，，ファミリーサーチ・インターネットサイトで登録し，自分自身と家族についてどのような情報を利用できるか知ることです。コンピューターを持っていないクラスの生徒は，家族歴史相談員に頼んで，ファミリーサーチ・インターネットサイトで家族の情報を見つけ，それを印刷してもらえます。

活動

クラスの最後の5分間に，ワード／支部書記からクラスの生徒に「個人の儀式概要」を渡してもらいます。これには各人の会員記録番号と確認日が記されており，生徒は今週の割り当てを果たすためにこれが必要です。（フォーム上の情報は内密事項であるため，各フォームは本人だけに見せるようにしてください。）

また，あなたがファミリーサーチ・インターネットサイトから印刷した指示のコピーを各生徒に渡します。クラスの生徒は，その週のうちに同サイトを使用し始めるに当たって，これらの指示が役立つことに気づくでしょう。

任意のワークショップ

クラスの生徒がファミリーサーチ・インターネットサイトで登録する際に助けが必要であれば，あなたは付録Aにあるワークショップ1「ファミリーサーチ・インターネットサイトで登録する」を教えるとよいでしょう。このワークショップは小グループに教えることができますし，これを使って個人を助けることもできます。

割り当て

家族歴史の情報を収集し始めるときに聖霊に従うように，クラスの生徒に勧めてください。次のことを行うように奨励します。

new.familysearch.orgで登録し，自分自身と家族についてどのような情報を見つけることができるかを確認する。クラスの生徒がインターネットにアクセスする手段を持っていなければ，ファミリーサーチ・インターネットサイトで利用できる家族の情報を見つけるのを，家族歴史相談員に頼んで手伝ってもらうように勧めます。
ファミリーサーチ・インターネットサイトから1枚の「系図表」と1枚またはそれ以上の「家族の記録」を印刷する（または，家族歴史相談員に頼んで，それらのフォームを印刷してもらう）。インターネットサイトに何世代にもわたる情報がある場合は，数世代の記録だけ印刷します。クラスの生徒に，次のクラスにそのフォームを持って来てもらいます。
『会員のガイド』の12－14ページ，第3章「家にある情報を集める」を読んで，次のクラスに備える。