手引きと召し
第6課:公的な記録から情報を集める


第6課

公的な記録から情報を集める

目的

クラスの生徒はこの課を終了すると,次のことができるようになります。

  • 家族の情報を集める情報源として公的な記録の価値を理解する。

  • 『会員のガイド』の付録Cにある「記録選択表」を使い,調べる公的な記録を選ぶ。

  • 公的な記録が保管されている場所へ行き,何か必要な情報があるかどうか知るために記録を検討する。

準備

レッスンの準備として,

  • 『神殿・家族歴史活動に関する会員のガイド』の28-32ページをよく祈って研究してください。

  • 『神殿・家族歴史コースDVD』の次のセグメントを検討してください。(セグメントを見せることができなければ,セグメントを見せた後に行う話し合いの活動を提示して同じ情報を幾つか採り上げることができます。)

    • 「公的な記録とは」(5分22秒)

    • 「公的な記録から情報を集める」(5分55秒)

  • クラスのために集会所図書室のDVDプレーヤーを予約してください。

割り当ての確認

クラスの始めに,前回のレッスンの割り当てを簡単に復習し,生徒に以下のことを尋ねます。

  • 家族と連絡を取り,家族の情報を求めることができた人は何人いますか。

  • 家族の「系図表」と「家族の記録」に追加できる新しい情報を見つけられた人は何人いますか。

  • 何か質問がありますか。

先祖について見つけた新しい情報を記録するようにクラスの生徒に勧め,また必要に応じて援助を申し出ます。

主要項目

1.調べる公的な記録

家にある情報と近親家族からの情報を集めた後,公的な記録にある追加の情報を調べる必要があるかもしれないということを,クラスの生徒に説明します。このような記録として,出生と結婚,死亡の記録,国勢調査記録,政府や教会が保管しているその他の記録などがあります。

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DVDの上映

このDVDセグメントを見せる前に,貴重な家族歴史の情報が含まれている何種類かの公的な記録を見つけるようにクラスの生徒に伝えます。

「公的な記録とは」(5分22秒)を見せます。

話し合い

DVDで紹介されている,また『会員のガイド』の28-31ページに挙げられている公的な記録を確認するようにクラスの生徒に伝えます。公的な記録にしばしば見られる情報の種類について話し合います。

2.公的な記録から情報を集める

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DVDの上映

このDVDセグメントを見せる前に,公的な記録から情報を集めるために使う手順を見つけるようにクラスの生徒に伝えます。

「公的な記録から情報を集める」(5分55秒)を見せます。

話し合い

DVDセグメントで紹介されている,公的な記録から情報を集める方法について話し合い,その後,次のことを行います。

  • 『会員のガイド』の付録Cにある「記録選択表」を見るようにクラスの生徒に言います。

  • この表がどのような役割を果たすか説明します。クラスの生徒が表の使い方を理解できるように,表の中の情報の幾つかを生徒とともに検討します。最初の欄には,先祖についての情報の種類と先祖の生涯における重要な出来事が挙げられていることを指摘します。第2と第3の欄には,そのような種類の情報や出来事に関する記録を持っている可能性がある組織が挙げられています。生涯記録とは,出生と結婚と死亡の記録であることをクラスで説明します。

  • クラスの生徒から質問があれば,それに答えます。

応用

公的な記録を保管している地元の組織を確認するようにクラスの生徒に言います。その後,公的な記録のコピーを入手する次の方法について話し合います。

  • 記録を保管している人に手紙を書く。

  • 記録が保管されている場所を訪問する。

  • 記録の管理者に電話し,欲しい記録のコピーを依頼する。

  • 記録が索引化されているか,あるいは記録を入手できるウェブサイトがその組織にあるかどうか調べる。

  • 家族歴史図書館など別の組織に記録のコピーがあるかどうか調べる。

  • 代わりに記録を調べてくれる人を雇う。

3.見つけたものについてメモを残す

完了した調査と見つけた情報の記録を残すことによって作業の重複を避けられるということを,クラスの生徒に説明します。

『会員のガイド』の付録Aにある調査記録の見本に,クラスの生徒の注意を向けます。『会員のガイド』の30-31ページにある情報を使って,調査記録の使い方を確認します。

調査記録に情報を追加する方法をクラスの生徒に見せ,また生徒の質問に答えます。

割り当て

次のことを行うようにクラスの生徒に勧めます。

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