第4課
家族歴史の情報を記録する
目的
クラスの生徒はこの課を終了すると,次のことができるようになります。
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正確な家族歴史の記録を残すことの重要性を理解する。
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正しい形式で名前と日付と場所を記録する。
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ファミリーサーチ・インターネットサイトまたは用紙を使って家族の情報を保存する。
準備
レッスンの準備として,
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『神殿・家族歴史活動に関する会員のガイド』の15-21ページをよく祈って研究してください。
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『神殿・家族歴史コースDVD』の下記のセグメントを見てください。(セグメントを見せることができなければ,セグメントを見せた後に行う話し合いの活動を提示して同じ情報を幾つか採り上げることができます。)
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「『系図表』と『家族の記録』を利用する」(4分44秒)
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クラスのために集会所図書室のDVDプレーヤーを予約してください。
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用紙に家族の情報を記録する予定の生徒がいる場合は,レッスン後にその活動を行うとよいでしょう。その活動のために,各生徒のための「系図表」と「家族の記録」を持って行ってください。『会員のガイド』の巻末にあるフォームをコピーすることができます。あるいは,教会配送センターにフォームを注文することができます。フォームの注文の仕方はワード書記から教えてもらうことができます。クラスの生徒のために鉛筆を十分な本数持って行ってください。
割り当ての確認
クラスの始めに,前回のレッスンの割り当てを簡単に復習し,生徒に以下のことを尋ねます。
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もっと多くのことを知るために,先祖の一つの家族または個人をよく祈って選んだ人は何人いますか。
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家にある記録を集め始めた人は何人いますか。
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どのような新しい情報を見つけましたか。何か質問がありますか。
主要項目
1.記録を残すことの重要性
教義と聖約128:24をクラスのだれかに読んでもらい(『会員のガイド』の15-16ページを参照),生徒に以下のことを尋ねます。
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家族歴史と神殿の儀式の記録を残すことは,なぜ大切でしょうか。
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どうすれば主に受け入れられるに値する記録を作れるでしょうか。
2.ファミリーサーチ・インターネットサイトを利用する
『会員のガイド』の16ページにある「ファミリーサーチ・インターネットサイトを利用する」の最初の段落をクラスの生徒とともに検討します。new.familysearch.orgにあるファミリーサーチ・インターネットサイトに家族歴史の情報を入力すると,16ページの黒丸が付いている箇所に概説されているように,システムから多くの益を得られます。黒丸が付いている項目を一緒に検討してください。
ファミリーサーチ・インターネットサイトに家族の情報を入力する方法を生徒が理解できるように,『会員のガイド』の16ページにある「自分自身で情報を入力する」または「家族歴史相談員の協力を得る」を検討します。クラスの生徒の必要を最も満たせる内容を選んでください。クラスの生徒から質問があれば,それに答えます。
3.フォームに情報を記録する方法
注-クラスの生徒のほとんどがコンピューターを使うことができ,ファミリーサーチ・インターネットサイトに直接情報を記録する予定であれば,この項と次のページの活動を省略するとよいでしょう。
コンピューターを使う手段がなくても,家族の情報の手書きの記録を準備するという選択肢があることを,クラスの生徒が理解できるようにしてください。これを行う一つの方法として,家族歴史相談員にファミリーサーチ・インターネットサイトからクラスの生徒のために「系図表」と「家族の記録」を印刷してもらいます。その後,クラスの生徒は,先祖に関する追加の情報をフォームに直接書き込みます。インターネットサイトから印刷したフォームを使用する利点は,家族について幾つかの情報がすでにこれらのフォームに含まれている可能性があることです。
クラスの生徒がファミリーサーチ・インターネットサイトから印刷したフォームを入手できなければ,『会員のガイド』の付録Aにある白紙の「系図表」と「家族の記録」用紙を使うことができます。追加のフォームは家族歴史センターで入手するか,教会配送センターに注文することができます。
DVDの上映
このDVDセグメントを見せる前に,家族の情報を記録するために「系図表」と「家族の記録」を使用する方法を見つけるようにクラスの生徒に伝えます。
「『系図表』と『家族の記録』を利用する」(4分44秒)を見せます。
話し合い
次の質問について話し合います。
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「系図表」の目的は何でしょうか。
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「家族の記録」の目的は何でしょうか。
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なぜ両方のフォームが必要なのでしょうか。
4.記録保持に関する指針
『会員のガイド』の19-21ページにある「記録保持に関する指針」にクラスの生徒の注意を向けます。この項には家族について情報を記録する方法を知るのに役立つ指針が記されていることを説明します。
名前と日付と場所を記録するための指針を手早く検討します。『会員のガイド』のこの項は,クラスの生徒が情報と事例を必要とするときに立ち返ることのできる参照箇所であることを強調します。
活動
注-この活動は,情報を用紙に記録したい人のためにだけ行います。
クラスの生徒がファミリーサーチ・インターネットサイトトから印刷したフォームか,白紙の「系図表」と「家族の記録」用紙を持っていることを確認します。クラスの生徒がこれまで集めた情報を適切なフォームに記録し始めるのを助けます。
クラスのほとんどの生徒は,クラスの時間中にこの活動を終了できないでしょう。家でフォームへの記入を続けるように生徒に勧めます。
任意のワークショップ
クラスの生徒がファミリーサーチ・インターネットサイトに情報を記入する際に助けが必要であれば,あなたは付録Bにあるワークショップ2「ファミリーサーチ・インターネットサイトに情報を追加する」を教えるとよいでしょう。このワークショップは小グループに教えることができますし,これを使って個人を助けることもできます。