手引きと召し
第7課:神殿の儀式の準備をする


第7課

神殿の儀式の準備をする

目的

クラスの生徒はこの課を終了すると,次のことができるようになります。

  • 神殿・家族歴史活動から得られる祝福を理解する。

  • 神殿の儀式のための名前の準備に関する基本的な方針と指針を理解する。

  • 神殿に持って行くために「家族の儀式の要請書」を印刷する。

準備

レッスンの準備として,

  • 『神殿・家族歴史活動に関する会員のガイド』の33-40ページをよく祈って研究してください。

  • 『神殿・家族歴史コースDVD』の次のセグメントを検討してください。(セグメントを見せることができなければ,セグメントを見せた後に行う話し合いの活動を提示して同じ情報を幾つか採り上げることができます。)

    • 「神殿に名前を提出する」(5分57秒)

    • 「神殿・家族歴史活動がもたらす祝福」(5分47秒)

  • クラスのために集会所図書室のDVDプレーヤーを予約してください。

  • 『会員のガイド』の34ページにある神殿の儀式のための名前の準備に関する方針を検討してください。この方針について生徒の質問に答える準備をしておきます。

割り当ての確認

クラスの始めに,前回のレッスンの割り当てを簡単に復習し,生徒に以下のことを尋ねます。

  • (『会員のガイド』の付録Cにある)「記録選択表」を使って有益な公的な記録を見つけられた人は何人いますか。

  • 新しい情報を見つけてそれを「系図表」と「家族の記録」に追加できた人は何人いますか。

  • 公的な記録を調査して,どのような経験をしましたか。

  • 何か質問がありますか。

主要項目

1.福音の祝福を待つ

このレッスンの中で,クラスの生徒は神殿の儀式のために名前を準備する方法を学ぶことを説明します。

クラスの中に伝道で奉仕した人,または最近教会に入った人がいるか調べます。新しい改宗者は自分の生活で福音の祝福をようやく享受できるようになったときどのように感じるか,これらの人々に話してもらいます。わたしたちは先祖の生活にこれと同じ祝福をもたらす助けができることを説明します。

わたしたちが主の神殿で先祖に奉仕するときに自分の生活にもたらされる祝福について, あかし を述べてください。

2.神殿の儀式のための名前の準備に関する方針

『会員のガイド』の34ページにある,神殿の儀式のためにどの名前を提出するか決める際の指針を,クラスの生徒とともに検討し,次の質問をします。

  • 過去95年以内に生まれた死者のために神殿の儀式を行いたいときに最も近い関係にある生存している親族から許可を得ることは,なぜ重要なのでしょうか。

  • 最も近い関係にある生存している親族とは,どのような人でしょうか。

『会員のガイド』の34-35ページにある,どの儀式を行う必要があるか判断する際の指針について話し合います。ファミリーサーチ・インターネットサイトに家族の情報を入力すると,どの先祖に神殿の儀式の資格があり,どの先祖に儀式が必要ないかを,システムが自動的に特定します。このことを説明してください。

教会員は自分自身の先祖のために神殿の儀式を行う責任があります。その責任について話し合ってください。会員は自分とつながりのない人の名前を神殿の儀式のために提出するべきではないことを強調してください。

神殿の儀式のために名前を準備するときは教会の方針に従うように,クラスの生徒に勧めます。

3.神殿に名前を提出する

DVDの上映

このDVDセグメントを見せる前に,どの名前を神殿に提出できるかその方法を見つけるようにクラスの生徒に伝えます。

「神殿に名前を提出する」(5分57秒)を見せます。

話し合い

神殿に名前を提出する二つの方法をクラスの生徒に挙げてもらいます。ファミリーサーチ・インターネットサイト,または用紙を使えることを理解できるようにし,その後,以下のことを尋ねます。

神殿の儀式のために名前を提出する方法について質問があるか,クラスの生徒に尋ねます。

4.神殿の儀式を行う

『会員のガイド』の36-37ページにある「神殿の儀式を行う」にクラスの生徒の注意を向けます。神殿に参入する予定を組むこと,神殿で行われること,神殿への参入後に行うことに関する情報について話し合います。クラスの生徒に期待されていることが何かを必ず生徒が理解できるようにしてください。

5.神殿の儀式の祝福

DVDの上映

このDVDセグメントを見せる前に,神殿・家族歴史活動から得られる祝福を見つけるようにクラスの生徒に伝えます。

「神殿・家族歴史活動がもたらす祝福」(5分47秒)を見せます。

話し合い

DVDセグメントで述べられている祝福の幾つかについて話し合います。適切であれば,このコースに関連して神殿・家族歴史活動を行ったときに生活の中で得られた祝福を,クラスの生徒に述べてもらいます。

『会員のガイド』の38ページにあるボイド・K・パッカー会長の言葉を読んでもらいます。次の概念を強調します。「家族歴史活動は死者のためになるある力を秘めています。また同様に,生きている者のためになる力も秘めています。」

6.努力を続ける

クラスの生徒の一人に,教義と聖約128:22を読んでもらいます。神殿・家族歴史活動によって引き続き先祖を特定し, あがな いをもたらすように,クラスの生徒に勧めます。

任意のワークショップ

クラスの生徒が神殿の儀式のために名前を準備する際に助けを必要としていれば,付録Cのワークショップ3「神殿の儀式のために名前を準備する」を教えるとよいでしょう。このワークショップは小グループに教えることができますし,これを使って個人を助けることもできます。

割り当て

次のことを行うようにクラスの生徒に勧めます。

  • 神殿の儀式のために一人または複数の先祖の名前を準備する。

  • 神殿に持って行くために「家族の儀式の要請書」を印刷する。クラスの生徒が,印刷した「家族の記録」を使用している場合,家族歴史相談員と協力して神殿儀式のために先祖の名前を提出するように,クラスの生徒に勧めます。

  • これからの数か月間,引き続き家族の情報を集め,また引き続き儀式のために神殿に名前を提出する。

フォローアップ

教師としてのあなたのチャレンジは,神殿・家族歴史活動についてクラスの生徒をフォローアップし,助けることです。これからの数週間,時間を調整し,一人一人と話して彼らがこの活動をどのように行っているか確認してください。可能な場合,生徒に援助を申し出ます。この働きかけに際して家族歴史相談員に協力してもらうことができます。あなたの継続的な努力は,クラスの生徒の達成に重要な役割を果たします。