伝道部の召し
第2章:聖文を調べ,神の武具を身に着ける


「第2章:聖文を調べ,神の武具を身に着ける」『わたしの福音を宣べ伝えなさい—イエス・キリストの福音を分かち合うためのガイド』

「聖文を調べ,神の武具を身に着ける」『わたしの福音を宣べ伝えなさい』

「聖書の中に知恵を求めるジョセフ・スミス」デール・キルボーン画

第2章

聖文を調べ,神の武具を身に着ける

深く考えましょう

  • 聖文にある神の言葉を絶えず研究することはなぜ大切なのでしょうか。

  • どうすれば聖文研究をもっと効果的なものにできるでしょうか。

  • わたしの目的を果たすためにテクノロジーを正しく使うにはどうすればよいでしょうか。

  • 神の武具を身に着けるとはどういう意味でしょうか。

聖文を調べる

イエス・キリストは「世の命であり光であられ」ます。「見よ,キリストは真理と義の御言葉であられ」(アルマ38:9ヨハネ1章も参照)ます。聖文にある神の言葉を研究することで,あなたの生活は豊かなものになります(ヨハネ10:10参照)。神の言葉は,あなたやあなたが教える人々を,光と真理で満たします。あなたやあなたが教える人々が義にかなった生活を送り,神の守りと強さを得られるように助けます。あなたが神を知り,どんな甘いものよりも甘い神の愛を味わうのを助けます。神の言葉はあなたの心を喜びで満たします(1ニーファイ8:11-121-34節参照)。

聖文は天からの贈り物です。あなたの伝道における最も大きな祝福の一つは,毎日聖文を勉強する時間が組み込まれていることです。

福音の研究は,あなたができる最も報いの多い霊的な取り組みの一つです。精神と霊を活気づけてくれます。アルマが教えているように,神の言葉を心に「植える」と,御言葉は「〔あなた〕の理解力に光を注ぎ」,味わい深いものとなります(アルマ32:28エノス1:3-4も参照)。神の言葉を研究し,実践し続けるときに,御言葉は「根付〔き〕……生長して永遠の命をもたらす木になる」(アルマ32:4142-43節も参照)でしょう。福音についてのあなたの知識と証が増すでしょう。福音を分かち合いたいというあなたの望みと,その能力も増すでしょう。

優れた教師から学ぶことは大切ですが,自分自身で意義深い聖文研究の経験をすることも重要です。これはあなたが教えている人々にとっても同じです。

聖文を理解することは,最初は大変かもしれません。しかし,忍耐強く神の言葉を研究し続けるときに,理解力が増すでしょう。そして,聖文と過ごす時間を大切にするようになるでしょう。これから学び,経験することをとても楽しみに待つようになるでしょう。

聖文を知り,愛するようになることは,あなたが宣教師としての奉仕を通して得る,生涯にわたって続く大きな祝福となります。伝道中に聖文研究の祝福を経験すると,残りの人生でもその祝福を経験し続けたいと思うようになります。

D・トッド・クリストファーソン長老

「すべての聖文の第一の目的は,わたしたちの心を父なる神と御子イエス・キリストを信じる信仰で満たすことです。すなわち,御二方が生きておられるという信仰,不死不滅と永遠の命をもたらす御父の計画を信じる信仰,幸福の計画を可能にするイエス・キリストの贖いと復活を信じる信仰,イエス・キリストの福音をわたしたちの生き方とする信仰,『唯一の,まことの神……と,また,〔神〕がつかわされたイエス・キリスト』(ヨハネ17:3)とを知るという信仰でわたしたちの心を満たすことなのです。」(「聖文の祝福『リアホナ』2010年5月号,34)

個人学習

本章の冒頭にあるジョセフ・スミスの絵を見てください。ジョセフ・スミス—歴史1:11-13を読んでください。以下の質問の答えを学習帳に書きましょう。

  • ヤコブの手紙1:5を読み,深く考えることで,ジョセフ・スミスはどのように啓示を受けるに至ったでしょうか。

  • ジョセフが研究したことは,後の世代の人々にどのような影響を及ぼしたでしょうか。

  • ジョセフが研究し,答えを探し求めようと決意したことは,あなたの人生にどのような影響を及ぼしてきたでしょうか。

  • あなたが福音を研究してきたことは,あなたの人生やほかの人々の人生にどのような影響を及ぼしてきたでしょうか。

聖文研究

どのように福音研究に取り組めばよいかについて,以下の聖句から何が学べるでしょうか。

御霊を求める

福音を学ぶとは,単に情報を得ること以上のことです。それは聖霊の導きの下で永遠の真理を実践する霊的な過程でもあります(モルモン書ヤコブ4:8教義と聖約50:19-25参照)。聖文を研究する際,御霊を求め,信頼し,御霊から教えを受けてください。あなたが聖文を自分に当てはめ,学んだことを誠心誠意実践する度合いに応じて,それは実現するでしょう(1ニーファイ19:23モロナイ10:4ジョセフ・スミス—歴史1:18参照)。

祈りをもって聖文を研究することで,啓示の窓が開かれ,御霊があなたの思いと心に語りかけてくれるでしょう。御霊によって導きや霊感や疑問への答えが与えられるでしょう。聖文研究を通して,聖霊があなたを強め,慰めてくださるでしょう。聖霊によって与えられる知識と確信は,あなたの生活に祝福をもたらし,あなたがほかの人々を永遠に祝福できるようにしてくれます。

聖文研究

人が福音を学ぶのを助けるうえでの聖霊の役割とは何でしょうか。

質問への答えを探す

あなたは宣教師として多くの質問を受けることでしょう。自分自身が質問したいこともあるでしょう。それらに答えるために聖文やそのほかの承認されたリソースを調べることは,力強い研究方法となります。質問と,学んだことや感じたことを,学習帳に記録してください。

研究には正確で信頼できる情報源を使ってください。おもに聖文,生ける預言者の言葉,そして『わたしの福音を宣べ伝えなさい』です。『聖句ガイド』「福音トピックス」「福音トピックスの論文」など,「福音ライブラリー」のリソースを使ってください。あなたが教える人々の言語で利用可能なリソースを把握してください。

M・ラッセル・バラード会長

「この人生で学んだことの一つは,主がどれほど頻繁に質問に答え,聖文を通して助言を与えてくださるかということです。……ですから,祈りにより主のもとへ行き,助けや答えを懇願しようではありませんか。聖典を開き,研究し始めるや,答えが与えられるでしょう。時には何百年,何千年も昔の一節が,わたしたちの質問に具体的に答えるよう書かれているかのように感じるのです。」(M. Russell Ballard, “Be Strong in the Lord, and in the Power of His Might” [Brigham Young University fireside, Mar. 3, 2002], 5, speeches.byu.edu)

学んだことに従って生活する

福音を理解することによって喜びを感じると,学んだことを応用したいと思うようになります。学んだことに沿った生活をするよう心掛けてください。そうすることによって,あなたの信仰と知識と証は強められるでしょう。学んだことを実行することで,理解がさらに深まり,永続するものとなるでしょう(ヨハネ7:17参照)。

ボイド・K・パッカー会長

「まことの教義を理解すれば,人の態度や行動は変わります。福音の教義を研究することは,人の行動を研究することよりも,ずっと速やかに行動を改善する力があります。」(ボイド・K・パッカー「幼き子ら」『聖徒の道』1987年1月号,18-19参照)

個人学習

福音を学ぶことについて,以下の聖句は何を教えているでしょうか。

「福音ライブラリー」を使う

「福音ライブラリー」はあなたの研究とレッスンを大いに向上させてくれるオンラインリソースです。多くの機能に慣れ親しんでください。あなたの研究や,レッスンの一部として「福音ライブラリー」を使用することの利点として,以下のことが挙げられます。

  • 聖文,生ける預言者の言葉,そのほかの教会のコンテンツを,テキスト,オーディオ,ビデオの形式で,幾つもの言語で利用できます。

  • 「福音ライブラリー」にあなたが学んだことや受けた印象を書き留めておけば,伝道が終わった後も引き続きその情報にアクセスでき,強められます。

  • 聖句や生ける預言者の言葉の引用,ビデオを教えている人に簡単に分かち合うことができます。

  • あなたが教え,バプテスマを施す人のほとんどが,教会のリソースにアクセスするために「福音ライブラリー」を使うことになります。彼らが「福音ライブラリー」の使い方を学ぶのを助けられるよう,機能に慣れ親しんでおきましょう。

個人学習

『福音ライブラリー』ユーザーガイド」を読んでください。次回の個人学習および同僚学習で試してみる「福音ライブラリー」の機能を選んでください。この機能は,あなたの研究にどのように役立ちましたか。次回は何を試してみようと思いますか。学んだことを,ほかの宣教師に教えてください。

テクノロジーを義にかなった方法で使用する

主と主の預言者たちは,主の業を成し遂げる助けとなるよう,テクノロジーの使用をあなたに託しておられます。テクノロジーは,聖文や『わたしの福音を宣べ伝えなさい』の研究を向上させてくれます。デジタルリソースは,計画を立てる際にも役立ちます。レッスンや,教える相手を見つける取り組みにも役立ちます。

テクノロジーを賢く,義にかなった方法で使うことは,あなたの宣教師の目的を果たし,時間を有効に使う助けとなります。ふさわしくないものを避ける助けにもなります。

あなたとあなたが仕え教える人々のイエス・キリストを信じる信仰を強めるために,いつ,どのようにテクノロジーを使えばよいかについて,御霊に従ってください。

テクノロジーを使用するための保護策に従う

次に挙げる4つの保護策は,テクノロジーを適切に利用する助けとなるでしょう。これらの保護策に従うことは,「悪魔の策略に対抗して立ちうるために,神の武具で身を固め〔る〕」(エペソ6:11)ための大切な方法となります。

霊的な導きと調和する

ニーファイは次のように約束しています。「あなたがたがその道によって入り,聖霊を受けるならば,聖霊は,あなたがたがなすべきことをすべてあなたがたに示されるであろう。」(2ニーファイ32:5)天の御父はあなたの助けとなる二つの強力な賜物を与えておられます:道徳的な選択の自由と聖霊の賜物です。あなたには,聖霊の導きに従うことを選ぶ力があります。聖霊の導きは,テクノロジーを使いながら善を行えるようにあなたを助けるうえで欠かせません。また,あなたを悪から守るうえでも助けとなります。

宣教師の目的に焦点を合わせる

主は次のように言っておられます。「あなたがたがわたしの栄光にひたすら目を向けるならば,あなたがたの全身は光に満たされ,あなたがたの中に暗さがないであろう。そして,光に満たされるその体はすべてのことを悟る。」(教義と聖約88:67)神の栄光にひたすら目を向けるとは,神の目的に完全に意識を集中させることであり,宣教師としての目的でもあります。

テクノロジーは,あなたの目的を中心として使用されるべきです。機器の電源を入れる前に必ず,それを使って取り組もうとしている宣教師の目的を明確にしてください。その目的を達成したら電源を切ってください。

具体的な目的を持たずに何気なくインターネットを見ていると,不適切なコンテンツを目にしてしまう可能性が高くなります。

携帯電話を見る宣教師

鍛錬する

モルモンは次のように書いています。「わたしは神の御子イエス・キリストの弟子である。わたしはイエス・キリストの民の中でイエス・キリストの言葉を告げ知らせ,彼らが永遠の命を得られるようにするために,イエス・キリストから召された。」(3ニーファイ5:13)モルモンのように,あなたはキリストの弟子です。専任宣教師として奉仕することは,弟子として成長する特別な機会です。

「弟子」を意味する英語のdiscipleと,「鍛錬」を意味するdisciplineは,「学習者」や「教え子」を意味する同じ語源を持つ言葉です。キリストの弟子になるとは,主に従い,主の戒めを守るように努めるという意味です。絶えずキリストに学び,キリストのことを教えるという意味です。

自己を鍛錬し,テクノロジーをどのように使うかについて義にかなった選択をしてください。保護策に従うことを選んでください。人々と対面で話しているときに,メッセージを確認したり,電話に出たりしないでください。これらの機器の使い方をコントロールしてください。機器にコントロールされないようにしてください。

主は次のように宣言しておられます。「わたしの律法を受け入れて,それを行う者は,わたしの弟子である。また,律法を受け入れると言って,それを行わない者は,わたしの弟子ではな〔い〕。」(教義と聖約41:5)完全な人はいませんが,主は御自分に従う努力を一貫して根気強く行うよう期待しておられます。

福音の美しさは,悔い改めるときに赦しを受けられることです。そして主はわたしたちに速やかに悔い改めてほしいと思っておられます(教義と聖約109:21参照)。テクノロジーの不適切な使用を含めて,間違いを犯した場合には,そのときにすぐ悔い改め,主の律法に従って生活するように努めてください。これはキリストの弟子になることの一部です。

一つとなる

主は次のように言われました。「一つとなりなさい。もしもあなたがたが一つでなければ,あなたがたはわたしのものではない。」(教義と聖約38:27)互いに強め合い,支え合えるように,伝道部の中に一致と信頼,報告責任,思いやりの文化を築くのを助けてください。

すべての宣教師が,助けが必要なときは安心して助けを求められるようにするべきです。御霊において強い宣教師は,弱いと感じている宣教師を助けることができます(教義と聖約84:106参照)。誘惑を受けていると感じる場合は,同僚や伝道部指導者に助けを求めてください。

インターネットやポルノグラフィーに関係する問題は,ほとんどが一人でいるときに起きます。互いの画面が見えるときにのみ機器を使ってください。勇気を持ち,互いに報告責任を果たしてください。

主は,あなたを含めて,御自分が召された一人一人の宣教師を信頼しておられます。主はあなたを守り,支えるために同僚と指導者を与えておられます。アルマが同僚のアミュレクを支えたように,互いに強め合うよう努めてください(アルマ15:18参照)。

不安定で影響を受けやすいと感じたときはどうしたらいいでしょうか

これら4つの保護策に従うには,努力と鍛錬と訓練が必要です。保護策があなたの考え方や行動の自然な一部になったとしても,自分は弱く影響を受けやすいと感じるときがあります。伝道前のテクノロジーに関する習慣が好ましいものでなかったため,克服が難しくなっているのかもしれません。召しを受ける前にポルノグラフィーで苦しんでいた宣教師は,以前の行動パターンに戻るように誘惑を受けるかもしれません。

次の原則は,保護策を実行して誘惑に対して防備を固めるための助けとなります:

  • 自分の思い,気持ち,行動に注意を払い,それらを認識する。それらがあなたをどのように弱め,テクノロジーの誤用につながっていくかを理解する。

  • 行動することを選択する。あなたが感じていることに対して義にかなった,有意義な方法で対応する。

  • 学び,悔い改め,改善する。自分の経験をもとに学び,改善し続ける。

自分だけで試練を乗り越える必要はありません。キリストの贖いと,主と交わした聖約を通して与えられる力に頼ってください。主はあなたが経験している試練を御存じであり,この大いなる業においてあなたを助けてくださいます。

いつも救い主を覚えていることは,テクノロジーを義にかなった方法で使う助けとなります。あなたに対する主の信頼に忠実でいてください。「神の前をまっすぐに歩む」(アルマ53:2120節も参照)と決意してください。主と御父があなたのためにしてくださったすべてのことに感謝するとき,デジタルリソースをどのように使うべきかについて良い選択をする助けとなります。

あなたの伝道は,テクノロジーを賢く使う方法を学ぶすばらしい機会です。伝道中に育んだ決意と良い習慣は,残りの生涯を通じてあなたの益となるでしょう。

神の武具を身に着ける

聖文や生ける預言者の言葉,『わたしの福音を宣べ伝えなさい』『宣教師の標準—イエス・キリストの弟子として』,および本章で説明されている保護策を研究し,生活に取り入れるときに,誘惑に立ち向かう能力が増していきます。

男性とあいさつをする宣教師

「神の武具」を身に着けることで,真理と誤りをはっきりと見分けることができます。「平和の福音」を足に履きます。「正義の胸当て」を着けることで守りが得られます。「信仰のたて」を手に取り,悪しき者の放つ火の矢を消すことができます。「〔主の〕御霊の剣」を取って,力と権能をもって真理を教えることができます。あなたをさまよわせ,孤立させ,さらには疎外された状態へと導くこの世の影響に対して,防備を固めることができるでしょう。(エペソ6:10-18参照。1ニーファイ8:20,3015:24-25ヒラマン3:29-30教義と聖約27:15-18ジョセフ・スミス—マタイ1:372テモテ3:15-17も参照。)

個人学習

今週,集中的に取り組む保護策を一つ,祈りをもって選んでください。主の助けを求めてください。学んだことや感じたことを書き留めます。


研究と応用のためのアイデア

個人学習

  • あなたの研究を向上させるために,以下の提案を幾つか試してください:

    • 質問や疑問を思い浮かべながら聖文を読む。

    • 学んだことを,ほかの宣教師や教えている人々と分かち合う。教義や原則を説明することは,それらを思い出し,明確にする助けとなります。

    • テーマごとに研究する。あなたとあなたの教える人々に役立つテーマに焦点を当ててください。

    • 次のように自問する。「著者は何を言おうとしているのだろうか。中心となるメッセージは何だろうか。これはわたしにどのように当てはまるだろうか。これはわたしたちが教えている人にとってどのような助けになるだろうか。」

    • 学んでいる事柄を心に描くか,絵に描く。例えば,アンモンがレーマン人の王の前に立ったときの光景を想像してください。

    • 聖句がおもに伝えている内容を,一文または短い段落にまとめる。

    • あなたが教える原則を説明したり,裏付けたりする聖句を暗記する。

  • 以下について自分を評価してください(1=決してしない,3=時々する,5=ほとんどいつもする)。

    • 天の御父とイエス・キリストに対する信仰が深まっていて,御二方をよりよく知るようになっている。

    • 学習するときは,教えている人々について考えている。

    • 一日を通して,朝に学習したことについて考えている。

    • 学習中に,これまでなかったような考えが浮かんでくる。

    • 霊的な印象や考えを適切な箇所に記録している。

    • 学習中に目を覚ましている。

    • 個人学習を楽しみにしている。

    • 同僚学習を楽しみにしている。

    自分の答えを検討してください。どの項目がうまくいっていますか。どのように改善できるでしょうか。学習の質を向上させるための目標を一つか二つ立ててください。

同僚学習と同僚交換

ディストリクト評議会,ゾーン大会,伝道部リーダーシップ評議会

  • 宣教師たちに,第3章のレッスンの中から,福音に関する質問を一つか二つ書いてもらいます。個人的な質問でも,教えている人々からの質問でもかまいません。質問をグループで分かち合うよう宣教師たちに働きかけます。それぞれの質問について以下を話し合ってください:

    • この質問に答えることで,宣教師の生活にどのような祝福がもたらされるでしょうか。

    • 教えている人々の生活にどのような祝福がもたらされるでしょうか。

    • 宣教師として,どうすればその質問の答えを見つけられるでしょうか。

  • 宣教師たちをグループに分け,4つの保護策のうちの一つと,そこに載っている聖句を研究するよう各グループに割り当てます。何を学んだかと,その保護策がどのような助けになってきたかを分かち合うよう,宣教師たちに働きかけます。

伝道部指導者と伝道部会長会顧問

  • 時折,宣教師の同僚学習に参加してください。

  • 面接や会話の中で,以下の中から幾つか質問してください:

    • 聖文研究の中で,最近どのような印象を受けましたか。

    • 過去2週間で,あなたにとって最も助けになった『わたしの福音を宣べ伝えなさい』の章や項目はどれですか。それはどのような助けになりましたか。

    • 個人学習で行っていることで,自分の学習に役立っていることは何ですか。

  • 面接の中で,テクノロジーの使用に関する保護策を確認し,保護策を実践することでどのようなことを学んでいるか宣教師に尋ねるとよいでしょう。

  • あなたが個人学習で理解したことを分かち合ってください。学習帳に書き留めたことや,福音研究の大切さについての証を分かち合ってください。