スキル：質問されたら，答えを考える時間があることを生徒に知らせる

わたしの現時点での理解度や能力はどれくらいだろうか（評価）

生徒が答える前に，質問を考える時間を与えることをどのくらいの頻度で伝えていますか。

このスキルはどのようなもので，なぜ重要なのか（定義）

発表する前に答えを考える時間があることを生徒に知らせることは，質問されたときにより良い答えを出せるように促すための方法の一つです。こうすることで，考え，備え，聖霊からの印象を受けるための時間が与えられます。また，一部の生徒が「気まずい沈黙」だと思ってしまうようなこともなくなります。生徒に質問するときはいつでも，教師は生徒が自分の考えや気持ちを発表する前に，その質問について考える時間がある程度あることを生徒に知らせることができます。

このスキルに関して，よい例，または模範になる人が思い浮かぶだろうか（モデル）

教師が言うことのできることの例をいくつか挙げます。

「この質問に答える前に，少し時間を取って考えてください。」
「次の質問について数分間深く考え，隣に座っている人と分かち合う準備をしてください。」
「少し時間を取って，次の質問にあなたならどのように答えるか考えてください。」

このスキルを使ったり，この原則を応用したりする練習をするにはどうすればよいか（練習）

次の質問のそれぞれに答える時間があることを生徒に伝えるための言葉を書いてください。

生活の中で神の愛を感じたのはどんな時ですか。
「心をつくして主に信頼〔する〕」とは，あなたにとってどのような意味でしょうか。
この原則は，あなたがイエス・キリストのもとに行くうえでどのような助けとなるでしょうか。

深く考える，または話し合う

このスキルを練習してみて，質問に答える前に，じっくり考える時間があることをときどき生徒に知らせることが大切なのはなぜだと思いますか。

いつ，どのようにこのスキルを取り入れるか

今後のレッスンで尋ねる質問について考え，答える前に考える時間があることを生徒に伝える質問を決めます。