「スキル:クラスでのグループワークを効果的に使う」『教師用サポートと訓練リソース』(2024年)
熱心に学ぶよう招く
スキル:クラスでのグループワークを効果的に使う
わたしの現時点での理解度や能力はどれくらいだろうか(評価)
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どのくらいの頻度で,生徒をグループ活動に参加するよう招いていますか。
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彼らが成功体験を得られるように,あなたは何をしますか。
このスキルはどのようなもので,なぜ重要なのか(定義)
教室における効果的なグループ活動は,学習者が小グループで協力して福音の原則について探求し,話し合い,理解を深めるときに実現します。グループワークに参加することにより,生徒は福音の真理を互いに説明し,分かち合い,証する能力を高めることができます。グループワーク活動を展開する際には,以下の指針を考慮する必要があります。
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グループを作る。
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明確な目的を与える(グループになってほしい理由と,どれくらいの時間を与えるかを伝える)。
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何をすべきかを伝える。
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グループ内での役割と責任を割り当てる。
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コミュニケーションを促す。
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それぞれのグループを見回り,進捗状況を確認し,導きを与え,学習者が課題に集中できるようにする。
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招かれたら,生徒はグループで学んだことをクラス全体に分かち合う。
注:グループワークという一つの大きなスキルは,多くの小さなスキルによって成り立っています。この7つのステップは,それぞれ個別に練習するとよいでしょう。
このスキルに関して,よい例,または模範になる人が思い浮かぶだろうか(モデル)
ジョーンズ姉妹は,生徒が少人数のグループに分かれてマタイ11:28-30について話し合うのを助けたいと思っています。クラスを4人ずつの小さなグループに分け,各グループの一人にリーダーになってもらいます。彼女は各グループに指示が書かれた紙を渡し,6分あることを伝え,生徒同士で率直に分かち合うよう促します。グループを見て回ることで,生徒が指示に従っているかどうかを把握し,必要に応じて軌道修正します。
このスキルを使ったり,この原則を応用したりする練習をするにはどうすればよいか(練習)
今後のレッスンを見て,生徒にグループで取り組んでほしい場所を見つけてください。クラス名簿を見て,クラスをグループに分けます。グループ活動の目的,グループリーダーをどのような人にするか,彼らに何をしてほしいかを決めます。
深く考える,または話し合う
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クラスでグループワークの効果を高めるために,どのようなことを学んでいますか。
いつ,どのようにこのスキルを取り入れるか
上記で概説した活動を用いるか,または次回の別のレッスンを準備する際に,このスキルをどこで使えるかを決めてください。レッスンの中でグループワーク活動を適切な頻度で計画する際には,上記の指針を引き続き活用してください。