奉仕
7日間の奉仕
目的
家族を含め,ほかの人々に奉仕することを生活の一部とする。
説明
グループで,青少年が自分やまたはほかの家族の誰かに奉仕できる方法を自由に話し合う。神権会または扶助協会からワードで必要な助けのリストを集めることを考える。青少年に1週間何も書き込んでいないカレンダーを与える。次の7日間,自分の家族または他の人々のために行う様々な奉仕の行いを選んでカレンダーに書き込む。奉仕を行う時にどう感じたか日記に記録するよう勧める。7日間の終わりに,経験や気持ちを分かち合うためのフォローアップ活動を行う。
おいしい奉仕
目的
いくつかの奉仕を通して、お菓子作りをともに楽しむ。
説明
未亡人やお年寄りの夫婦のための庭仕事,赤ちゃん用のキルトを作って寄付するなどの一連の奉仕プロジェクトを企画する。プロジェクトを終えるごとに,青少年が大好きなお菓子を作るための材料を手に入れられることにする。必要な材料をすべて手に入れたら,集まってお菓子を作る。
お年寄りを訪問して,奉仕する
目的
お年寄りが愛され,尊重されていると感じられるように助ける。
説明
お年寄りを訪問する(特別な機会や祝日に行うことができる)。青少年は自宅にお年寄りを訪問したり,施設を訪問することができる。短い音楽の発表や,タレントショーの発表を準備することを考える。それぞれのお年寄りにささやかな贈り物やお菓子を持参したり,歌やゲームを準備する。施設を訪問するときは,最初に許可を得る。また,これをそれぞれの青少年がワードの年配の会員のために小さな奉仕や親切の行いをする奉仕活動とすることもできる。あとで,青少年にこの経験について話してもらう。
クリスマスに贈り物をする
目的
クリスマスの時期に困っている家族を助ける。
説明
困っている家族にクリスマスの贈り物や食べ物を贈る(これは匿名で行うことができる)。必要を見極め,ワードの予算あるいはワードの会員からの献金を使うことについて,ビショップと調整する。活動の後,青少年に,この奉仕をしたときにどのような気持ちを感じたか分かち合ってもらう。青少年が奉仕して人々の生活に祝福をもたらすとき,年間を通じてクリスマスの精神を保つことができる方法について話し合う。
ご近所へようこそ
目的
地域の新しい会員が歓迎されているのを感じられるように助け,自分たちが奉仕の喜びを感じられるようにする。
説明
地域に越してきた家族を訪問し,引っ越しを手伝ったり,庭仕事,ペンキ塗り,必要な家の修理をなどの奉仕をする。これを教会員向けだけでなく,そうでない人々にすることを検討する。その後,この家族が奉仕によりどのように祝福されたかについて青少年とともに話し合う。
さまざまな親切を行うチャレンジ
目的
日々人に奉仕する多くの機会があることを認識する。
説明
青少年を小グループに分け,特定の時間内にできるだけ多くのいろいろな親切な行いをするようにチャレンジする。戻って来たら,何をしたか,どのような気持ちを感じたか,自分の行いが仕えた人々にどのような影響を与えたかを発表してもらう。指導者がそれぞれのグループについて行くようにする。
人道支援の奉仕
目的
助けの必要な人々に奉仕する機会について学ぶ。
説明
貧しい人や助けの必要な人々に援助を提供している地元の教会や地域の組織(例えば,ビショップの倉,ホームレスのための宿泊施設,あるいは孤児院など)を訪問する。そこで働いている人に施設内を案内してもらい,助けの必要な人々をどのように支援している説明してもらう。その組織で青少年が助けることができるプロジェクトがあるか,あるとしたらどういうものか特定する。救い主がどのように仕えられたか,そしてわたしたちがさらに救い主のようになるにはどうしたらよいかについて話し合う。
代理による「成長するわたし」プログラム
目的
身体的または情緒的障害のあるなしに関わらず,すべての若い女性が若い女性表彰メダルを受け取る機会を与える。
説明
ワードまたは支部にいる身体的または情緒的障がいを持つ若い女性の代わりに「成長するわたし」プログラムの条件を満たすことができるよう若い女性のクラスのために定例の活動を計画する。 障がいを持った若い女性ができる限り活動に参加し貢献できるよう機会を与える。
地域社会を良くする
目的
地域社会で奉仕して,そこに住む人々の生活に祝福をもたらす。
説明
地域の人々と協力して,青少年が満たすことのできる必要を特定する。青少年は地域社会の指導者,地元の役所の職員と会ったり,あるいは地元の議会などの地域の行事に参加してもよい。地域社会の必要を満たすために奉仕プロジェクトを組織する。公園や公共の場所の美化,学童に本を読み聞かせる,入院患者を見舞う,食料集め活動や献血運動を組織したりすることなどが考えられる。必要であれば,その後継続的に維持活動をするこを計画する。次の質問について話し合う。地域社会におけるわたしたちの責任にはどういうものがあるでしょうか。なぜわたしたちは奉仕するのでしょうか。(モーサヤ2:17参照)
奉仕に役立つ技術
目的
生涯にわたって奉仕するのに役立つ技術を学ぶ。
説明
青少年やビショップに,ワードや支部,地域社会で,だれが助けが必要としているか尋ねる(内密事項については決して話さない)。その必要を満たすのに必要な技術のリストを作る。そのうえで,青少年に自分たちが持っていない技術を特定してもらう(ペンキ塗り,簡単な建築,のこぎりを使うこと,ガーデニングなど)。これらの必要を満たすためにどの技術を学びたいか青少年に尋ねる。青少年がこれらの技術を学ぶ方法を計画する。これには,専門家に助けてもらう,訓練ビデオを見つけてそれを利用する,それに関する書籍を入手するなどが考えられる。
奉仕の宝探し
目的
楽しみながら奉仕する。
説明
行うとよい奉仕プロジェクトのリストを青少年のグループに与え,難易度によってそれぞれにポイントをつける。 付き添いの成人指導者一人と共に,近隣の家々や通り,近所を見てまわり,1時間でその地域でどれほど多くの奉仕プロジェクトを達成できるかみるよう,それぞれのグループに割り当てる。 例えば,道端のゴミを拾ったり,だれかの家の雑草を抜くなどをすることができる。 最後にすべてのグループが集まり,ポイントを合計し,経験を分かち合う。 リストに載っていない奉仕を行った青少年にボーナスポイントを与える。 以下の質問について話し合う―「地域社会におけるわたしたちの責任は何でしょうか。」 なぜわたしたちは奉仕するのでしょうか。 (モーサヤ2:17参照)
家を美しくする
目的
基本的な修繕や室内装飾の技術を通して家を美しくする方法を学ぶ。
説明
青少年に家のどこを改善したいと思っているか両親に聞くように勧める。次に助言者(青少年や親など)を招いて必要な技術を教えてもらう。例えば,ペンキ塗り,絵の配置,色使い,木工など。 青少年に技術を練習する機会を与える。 学んだことを使って自分の家を美しくするように勧める。 将来の活動の中で, どのように家を美しくしたかを話したり見せたりしてもらう。
家族関係についてのパネルディスカッション
目的
優しさと敬意を払うことによって家族に奉仕する方法を学ぶ。
説明
家族との関係を改善するためのパネルディスカッションに参加するために,青少年の成人の兄や姉,またはほかの成人の家族を招く。きょうだいが,どのようにしたら若いうちから親しくなり,友人のようになれるでしょうか。ビデオ「兄弟の溝」を観ることを検討する。青少年に数分間時間を与え,家族に接する方法を変えることについてよく考えるように勧める。
技術を学び,奉仕する
目的
助けの必要な人に仕えるために役に立つ技術を学ぶ。
説明
青少年に絵,ベビーシッター,車のオイル交換,自転車の修理,ドレスのリフォーム,庭仕事などを教える人を招いてください。(技術を教えるために青少年またはその両親を招待することを考えてもよいでしょう。)この技術を使って人に仕えるための方法を計画してください。
教会の建物の清掃する
目的
奉献された建物に敬意を払い,敬虔な態度を示す。
説明
ビショップまたはほかの指導者に相談した後で,集会所やその他の教会の建物(屋内や敷地)を掃除する。聖餐の場所を掃除する場合は,聖餐の神聖さについて話し合う。テーブルクロスを持ち帰り,洗濯してたたみ,次の日曜までに返すよう誰かに割り当てる。
教会の掃除を楽しく,また霊的に行う方法を見つけるよう考える。例えば,ゲームや競争を掃除に取り入れることもできる。また,楽しいグループ活動として引き続き行うこともできる。
母の日のための奉仕
目的
母親に対する感謝を深め表現する。
説明
自分にとって母親はどんな存在か互いに分かち合う。定員会またはクラスとして,ワードや支部の母親に感謝を示すために行う奉仕を計画して実行する。以下のようなことが挙げられる。
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母親への感謝を表した絵やメッセージでスクラップブックを作る。
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母親をどんなに愛しているか伝えるビデオを作る。いっしょにそのビデオを見るよう母親を招待する。
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ワードや支部で母親のために小さな庭を作る。
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夕方子供たちの面倒をみることにより,ワードや支部の何人かの母親を助ける奉仕をする。
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母親のために特別な夕食を準備し,ワードや地域の数人の母親を招待する。出席者それぞれに母親としての奉仕を称える賞を贈る。
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自分の母親をミューチャルに招待し,いっしょにスポーツやゲームをする。
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母の日の聖餐会で歌える,母親を称える歌を練習する。
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1週間青少年の中で誰が一番母親のために家事を行うことができるかというコンテストを行う。
父の日のための奉仕
目的
父親に対する感謝を深め,伝える。
説明
自分にとって父親はどんな存在か互いに語り合う。定員会やクラスでワードや支部の父親への感謝を示す方法を計画する。以下にアイデアを挙げます:
父親をミューチャルに招待し,ともにスポーツやゲームをする。
ネクタイを作るか,またはネクタイに飾り付けをする。
父親をどれほど愛しているかについて話すビデオを作る。父親を招いてともにビデオを見る。
ワードや支部の父親のために庭仕事や家の修繕などのプロジェクトをする。
ワードや支部の父親が妻と二人きりの夕べを過ごせるように小さな子供たちの世話をbランティアとして行う。
父親を称えるための特別な夕食会を準備し,ワードや地域の父親を招待する。父親としての貢献を称えて出席した父親に賞を贈る。
1週間のうち青少年の中で誰が一番父親のために奉仕をやり通すことができるかコンテストを行う。
父の日の聖餐会で歌う父親を称える歌を練習する。
父親がどれほど自分の人生に影響を与えたか短い感謝の手紙を書く。
独り暮らしのお年寄のための食事会
目的
地域のお年寄りに奉仕し,関係を築く。
説明
若い男性と若い女性が企画した食事会に,近所の独り暮らしのお年寄りや未亡人を招くよう青少年一人一人に割り当てる。食事会の間,彼らを招待した青少年を隣に座らせ,お年寄りについて知るようにする。最後に,それぞれの青少年が友達となったお年寄りを紹介して,ストーリーや何かこのお年寄りから学んだことを分かち合う。
多くの人が人々と一緒に食事を楽しむことで幸福を感じれる特別な祝日にこの食事会を開くことを考える。
秘密の励ましのメモ
目的
ワードの人が愛を感じられるように助ける。
説明
励ましと愛のメッセージを書いた紙片をワード会員(ビショップや新しい家族,あるいはあまり活発でない家族など)の車,玄関ドア,あるいは庭に気づかれないように置く。青少年が,ほかの人のために何か良いことをしたとき,どのような気持ちを感じたか話し合う。日々の生活の中で,青少年はどのように人々に親切を表すことができるだろうか。自分の家族に対してはどうか。学校ではどうか。彼らに,これらのアイデアを1週間行ってみて,その経験を分かち合うように勧める。
障がいを持つ友達のための楽しい活動
目的
障がいを持つ人々と交わり,彼らから学び,彼らに奉仕することを学ぶ。
説明
「デイトンの足」「マディソンのために」「応援し合う」など,障がいを持つ人のための奉仕に関するビデオを見て話し合う。 障がいを持つ青少年や大人を,楽しい活動の夕べに招き,ダンスやゲーム,互いを知り合うための活動や工芸品を作るなどの活動を行う。 青少年のグループが主催する活動ステーションを作る。 奉仕する相手の必要や状況に必ず注意を払う。 奉仕の機会について,地元の教育機関や養護施設に問い合わせることを検討する。
食料集めの活動
目的
飢えている人のために食物を提供する。
説明
食料集めの活動を組織して保存のきく食糧を集め,食糧銀行やほかの困っている人を支援する組織に寄付する。どのような種類の食料が特に必要か知るために,これらの組織に問い合わせることを検討する。マタイ25:31-45の聖句を読み,話し合う。これはわたしたちが奉仕する理由について何を教えているでしょうか。