神殿と家族歴史
ほかの人が先祖の名前を準備するのを助ける
目的
ほかの人が自分の先祖の名前を神殿に持って行く準備をするのを助ける。
説明
ワードの会員に『わたしの家族』の小冊子を完成させるように勧める。神殿に持参するために名前を準備したいと思っている会員からその小冊子とヘルパーID番号（その人の会員記録番号の下5 桁）を集める。 Lds.org/familyhistory にアクセスし，ファミリーツリーに入る。会員のためにヘルパーとしてサインインする。『わたしの家族』の小冊子からファミリーツリーに情報を入力し，完了させるべき神殿の儀式を予約する。会員のために「家族の儀式要請書」を印刷し，小冊子と「家族の儀式の要請書」を会員に渡す。
わたしの家族のお気に入りのストーリー
目的
家族の受け継ぎを学び，そこから強さを引き出す。
説明
青少年に家族についてのお気に入りのストーリーを発表する備えをして来てもらう。それは家族歴史からのものや彼らがこれまでの人生で経験した意味深いものでもよい。そのストーリーがなぜ自分にとって意義深いものであるのか，それが家族をどのように強めたかを説明するよう勧める。青少年を小さなグループに分けて分かち合うか，あるいは，全員と分かち合ってもらう。そのストーリーを表す写真や物を持って来るように勧める。家族の多くのメンバーと共有できるように彼らが写真や物語をlds.org/familyhistoryで紹介するのも良い。この活動に両親を参加してもらう方法を検討する。例えば，活動に招待して，ストーリーを分かち合うように勧めることもできる。
先祖について知る
目的
先祖について知ることにより，家族歴史に喜びを見い出す。
説明
地元の家族歴史センターやインターネットがつながる複数のコンピューターがある場所に行く。歴史記録に詳しい人を招いて，個人の記録から情報やストーリーを引き出すための方法について，例を挙げて分かち合ってもらう。青少年がlds.org/familyhistoryから先祖の一人についての歴史記録を見つけるようにする。記録を見つけられない場合，これらの記録が検索できるように，先祖が住んでいた場所から索引記録を探すように助ける。ファミリーツリーの中の個人に記録をつなげ，先祖について見つけた新しい情報を追加することを検討する。見つけた名前を神殿に持参するために準備する。
先祖を見つける
目的
家族歴史を探求し、神殿の儀式のために名前を準備する方法を学ぶ。
説明
地元の家族歴史センターへ行くか，またはlds.org/topics/family-historyにアクセスして，自分の先祖について知る。必要であれば，それぞれの青少年のためにLDSアカウントを作成する。青少年に『わたしの家族』の小冊子を完成させ，FamilySearch.orgでファミリーツリーに情報を入力するように勧める。ワード家族歴史相談員の助けにより，神殿の儀式のために先祖の名前を見つけて準備する。これらの儀式を行うために神殿参入を計画する。
墓地の写真を撮る
目的
墓石の情報を保存し分かち合うことで，地元の墓地に家族が埋葬されている人々に奉仕する。
説明
地元の墓地を訪問する。手袋，小さな剪定ばさみ，ほうきなど，必要に応じて，墓石を掃除しきれいにするものを持っていく。情報を記録するために，墓石の写真を撮る。読みにくくなっている墓石は，紙を当てて鉛筆でこすったり，指で彫ってある文字をなぞり，書いてある情報を書き留める。墓石の情報をコンピューターに入力（索引作成）することを検討する。索引作成された墓石の情報は，FamilySearch.orgで入手可能になる。
家族の伝統
目的
ストーリーやアート，ダンス，食べ物，音楽などの伝統を通して，家族歴史の喜びを見い出す。
説明
青少年に，祖父母，両親，叔父，叔母，またはその他の近い親族と話し，家族の伝統がどのように始まったか見つけるように勧める。もし彼らが伝統を持っていない場合，彼らに家族として始めたい伝統を一つ考えてもらう。青少年に，お話，食べ物，アート，ダンス，または歌を準備して，伝統を分かち合ってもらう。家族やワードの会員を聴衆として招く。その伝統の写真を撮る。これらの伝統がどのように創られたかストーリーを作ることを検討する。そして，そのストーリーと写真をlds.org/familyhistoryにあるファミリーツリーで分かち合う。
死者のためのバプテスマ
目的
神殿と家族歴史の業についての証を培い，死者の贖いに携わる。
説明
神殿に参入して死者のためのバプテスマや確認の儀式に参加する。 可能であれば，バプテスマを受ける先祖の名前を前もって準備しておき，神殿で奉仕することから得られる祝福について話し合う（『若人の強さのために』「奉仕」32－33参照）。
地元に神殿がない場合は， 限定神殿推薦状を得たり， 自分の家族歴史を調べて先祖が神殿の儀式を受けられるようにしたり， 神殿での奉仕の祝福について学ぶことにより，青少年は将来の神殿参入に備えることができる。
生きている人々の思い出を保存する
目的
テクノロジーを活用して家族歴史を保存することに慣れていない人々を助ける。
説明
ワードのお年寄りの会員に家族の古い写真を集め，それについて青少年に話すよう依頼する。（これはお年寄りの会員の自宅やその他の場所でできる）。各会員に一人の青少年を割り当ててペアとすることを検討する。写真をスキャンしたり，写真をデジタル化したり，あるいは地元の家族歴史センターへ行って写真をスキャンしたりする。家族について年配の会員が話すことを録音することも検討する。写真やストーリーをlds.org/familyhistoryにアップロードして，その中の個人にタグ付けし，ファミリーツリーにつなげてもよい。
神殿のチャレンジに応える
目的
自分の先祖の神殿の儀式を受けるように，というニール・L・アンダーセン長老の全世界に向けたチャレンジに応える。
説明
十二使徒定員会のニール・L・アンダーセン長老は，末日聖徒の青少年に神殿の儀式が必要な先祖の名前を見いだし，これらの儀式を行うために神殿に参入するようにチャレンジしました。このチャレンジについてワードや支部の青少年と新しいビデオを見る活動を計画してください。ビデオを見た後で青少年に電話，携帯機器，コンピューターなどを使ってチャレンジに応え，先祖の名前を templechallenge.lds.org のカウンターに加えるように勧めてください。成人指導者とともにワードや支部としてすべての青少年がチャレンジに応え，目標を達成できるように助けるための目標設定について相談してください。青少年のための神殿チャレンジウェブサイトを使って，目標を達成するために必要な4つのステップについて話し合ってください。グループとして，互いに助け合って FamilySearch.orgで先祖の名前を見つける日を計画し，そののち見つけた先祖のバプテスマと確認を受けるために神殿に行ってください。先祖を探して，神殿に行くにあたり，写真やビデオで経験したことを記録して，ソーシャルメディアで分かち合うことを考えてください。写真や経験をハッシュタグ#TempleChallengeを使って投稿することにより，全世界の青少年がチャレンジに応えられるよう動機づけることができます。
索引作成
目的
索引作成を通して，家族歴史活動と奉仕の喜びを見出す。
説明
家族歴史相談員やステーク索引作成ディレクターを招いて，索引作成の方法を教えてもらう，または FamilySearch.orgの始め方を学ぶ。 グループごとに特定の数の名前を索引化する目標を立て， 目標を目指して一緒に努力する。 一致を育むために，みんなで同じ索引作成プロジェクトに取り組むとよい。 ワードの会員が先祖を見つける助けとなるような地域の記録の索引作成をすることを検討する。