スポーツやキャンプ,アウトドア活動
一泊の野外キャンプ
目的
野外で関係を強め,楽しみ,技術を学ぶ。
説明
一泊キャンプ旅行を計画し実施する(二泊以上でもよい)。 青少年に計画(場所,食事,活動,道具,霊的な経験など)を主導してもらう。 キャンプ中に青少年が新しい技術(防火,釣り,野外でのサバイバル技術など)を習得できるよう助ける。 楽しい活動と霊的な活動の両方を含める。 宿泊を伴う活動に関する教会方針については, 『手引き第 2部』13.6.12を参照する。
出発前に青少年に基本的なキャンプの技術を教えることによりキャンプ旅行に備える助けをすることを検討する。 以下はアイデアの例―
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安全に料理用の火を起こす方法
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テントを設置し,たたむ方法
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野外で食料を準備し調理する方法
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基本的な応急処置
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屋外で安全を保つ方法 (バディーシステム, 道に迷ったときの対処法など)
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気候や環境に応じた適切な服装
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環境や野生生物を大切にする方法
適切であれば,これらの技術の練習の場として友好的な競争を行う。 例えば, 青少年をいくつかのグループに分け,どのグループがテントを一番早く張れるか競争したり,ミューチャルの活動の中で,野外で若い男性と若い女性が互いのために料理を作るなど。
互いにスポーツを教え合う
目的
青少年がスポーツの知識と技術を分かち合えるようにする。
説明
青少年を招いて,新しいスポーツを学ぶ,あるいはなじみのあるスポーツを上達させるために技術を教えてもらう(あまり活発でない青少年あるいは他の宗教の友人を招くことを検討する)。その人は,そのスポーツのルールや用具について話してもよい。グループでスポーツをする。競争する場面でも友情の精神を保つ方法について話し合うことを検討する。勝つことへのこだわりを最小限にする方法を話し合う。
自然の中を歩く
目的
神の創造物の素晴らしさを楽しみ,瞑想する。
説明
天の御父の創造物の美しさを探検し楽しむためにハイキングに行くか,あるいは自然の中を歩く。青少年に,天の御父がわたしたちに与えてくださった世界について思い巡らしたり,考えたりする機会を与える。青少年にそれらを自分の日記に書くように勧める。
競争をしない身体的活動
目的
運動をし,競争的でない雰囲気の中で友情を築く。
説明
身体を使うが形式ばらず,かつ競争をしない楽しい活動に参加する。以下は幾つかのアイデアである。青少年に,自分がやりたいことに基づいた自分のアイデアを提案するように勧める。活動の最後に,青少年に,活動に参加することで学んだ教訓を分かち合うよう勧める(例えば,もしハイキングに行くなら,彼らは,神の創造物の美しさに対する気持ちやそれらのものを大切にすべきであるという,わたしたちの責任について分かち合うかもしれない)。
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泳ぎに行く。
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一緒に自転車を乗りに行く。
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ハイキングに行く。
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ローラースケートあるいはスケートボードをしに行く。
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大縄跳びをする。一人から縄跳びを始め,一人ずつ加わり全員になるまで縄を跳ぶ。あるいは,大縄を回しながら,青少年に一人ずつ順番に通り抜けさせる。
自然保護
目的
与えられた地球に感謝し,敬い,世話をすることについて学ぶ。
説明
天然資源のよい管理人となるることの重要性について話し合う(創世1:28-30参照)。許可を得て,ごみを片付け,植樹,キャンプ場のキャンプ跡の清掃など,自然の保護や回復のプロジェクトを実施する。これは,青少年が野外で何かをするときに行う継続的な活動とすることができる。 例えば,公園で活動するときに始める前の15分間,青少年はごみを片付けることができる。
スポーツ大会
目的
スポーツを通して,身体的健康を増進し,友情を育む。
説明
青少年が小さなチームや個人で参加できる,バスケットボール,卓球,サッカー,ドッジボール,その他のスポーツの大会を主催する。青少年があまりよく知らない人々と交流できるように無作為にチームをつくる。チームを編成し,大会に参加してもらうように地域社会の人々を招待することを検討する。大会の後,チームとして動くことやほかの人とコミュニケーションを取ることについて青少年が何を学んだか話し合う。
野外サバイバルスキル
目的
野外で生き延びるための技術を学び練習する。
説明
青少年にサバイバルスキルを教える。例えば,どの植物が食べられてどの植物が食べられないのかを学んだり,仮の避難所の作り方,火のおこし方,道に迷ったときに場所を探す方法,水の捜し方などを学ぶことができる。青少年に野外での楽しい環境で新しい技術を練習させる。霊的なサバイバルとの類似点について話す。
ゲームナイト
目的
打ち解けた雰囲気の競争に参加しながらチームワークを築き,運動する。
説明
青少年がチームワークを必要とする体を動かすゲームをする。以下はそのためのアイデアです。また彼らの知っているゲームを提案するよう勧めてもよい。必要であればそのゲームを採用して,すべての技能レベルの青少年が参加できるようにする。生活の中でバランスを維持するために,どのようにチームワークと楽しみを結びつけることができるか考えるとよい(ルカ2:52参照)。
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(仰向けになって)手と足を使って這いまわりながら,サッカーをする。
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水風船でバレーボールをする。青少年を二人一組のペアに分ける。各ペアがタオルをもってコートの両サイドに立ち,一方のペアがタオルを使って水風船をネット越しに相手側のコートに投げ入れ,もう一方のペアがタオルを使って受け取る。
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リレー競技をするが,より難しくするために創造的な方法を考える。ます。例えば,風船を両膝に挟んで走る,スプーンで卵を持って走る,後ろ向きに這うなどのやり方で競争する。
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綱引きをする。二つのチームに分ける。各チームが長いロープの端を持って,相手チームが決められたところを過ぎるまで引っ張り合う。
野外調理
目的
野外の調理方法を学ぶ。
説明
青少年を野外に集めて調理用の火の安全な起こし方,ダッチオーブンの料理,キャンプ用コンロの料理を学ぶ。青少年に新しく学んだ技術を使って,みんなのために食事やおやつの料理を実演してもらう。お気に入りの献立やレシピを将来の野外の集まりやキャンプで使えるように分かち合う。帰る前に,ごみ拾いなどの美化活動をし,神の創造物を大切にするというわたしたちの責任について話し合うことを検討する。
楽しい5キロ競争
目的
身体の健康を築き,地域社会を強める。
説明
青少年のために5キロ徒競争あるいは徒歩競争を開催する。経験豊富なランナーを招き,ウォーミングアップ,クーリングダウン,あるいはランニングテクニックについて教えてもらう。そのランナーに身体的健康を保つことの恩恵について話してもらう。また,地域社会の住民に参加してもらうように招待することもできる。
火の安全
目的
安全な火のおこし方と火の始末について学ぶ。
説明
日帰りハイキングや宿泊を伴うキャンプなどの野外活動を計画する。事前に選んだ場所の火の制限について必ず確認する。
1.火をおこすための安全な場所を選ぶ。この場所は事前に,すべて可燃性の物を片付けておく必要がある。
2.大きなバケツに水を満たし,用心のためにそばに置いておく。
3.火を起こすときに,どんな燃焼促進剤(ガソリン,ライターの油など)も使わない。
4.誰にも火遊びをさせない。
5.火はコントロールできるレベルを維持する。
6.火のそばを決して離れない。
7.火を消すには以下の方法を使う:
a.慎重に火に水をかける
b.シャベルや棒で火をよくまぜて掘る
c.再度もっとたくさんの水を火にかける
d.炎や残り火が完全になくなるまで繰り返す
この活動がわたしたちのこの世の生活と霊的な生活にどのように関係するかについて話し合いをし,活動を終える。
バックパッキング
目的
身体を使う活動を楽しみ,主が創造されたものの美しさ見ながら,主にさらに近づく。
説明
安全で楽しいバックパッキング旅行を準備するための一連の活動を計画する。これらの活動は数週間にわたって行ってもよい。定員会またはクラスのメンバーと知識のあるワード,ステークまたは地域の相談員がこの活動を指導してもよい。それぞれの活動のために,聖霊の影響を招くために何か取り入れるように考慮する。例えば,活動を始める前に,クラスまたは定員会のメンバーが経験を分かち合ったり,証を述べたり,教義を教えたりすることができる。
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バックパッキング旅行入門。適した道具や服装,料理,サバイバルスキルや応急処置を学ぶ。
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ハイキングの練習をする。バックパッキング旅行に身体を慣らすため,ハイキングを数回完了する。これらの練習ハイキングの一つにキャンプで一泊することを含める。地図や方位磁石の使い方を学ぶ。可能であれば,GPS機器やラジオ通信機器の使い方を学ぶ。
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旅行の計画と持ち物リスト。グループで,旅行の目的を記した文書,全旅程表,経路,起点への行き方,非常時の連絡先情報,地図を含めた旅行の詳細プランを作成する。持ち物リストを準備する。またデボーショナルを準備し,個人の祈りや聖文研究の時間の時間も計画する。
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バックパッキング旅行。旅行に行く。旅行の準備のために行った活動で学んだスキルを使う。
宿泊の活動に関するガイドラインは,『手引き 第2部』13.6.12を参照する。
釣り
目的
身体を使う活動を楽しむことを学び,主が創造されたものの美しさを認め主にさらに近づく。
説明
安全で楽しい釣り旅行の準備をするための一連の活動を計画する。これらの活動は数週間にわたって行ってもよい。定員会またはクラスのメンバーと知識のあるワード,ステークまたは地域の相談員がこの活動を指導してもよい。それぞれの活動のために,聖霊の影響を招くために何か取り入れるように考慮する。例えば,会員を招待して,活動を始める前に経験や証または教義について話してもらうこともできる。
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釣り入門釣りに適した道具や服装について学ぶ。また,釣りに関連した応急処置を学んだり復習したりする。
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魚を獲り,料理する。魚の居場所を知る方法と,釣竿と釣糸の準備の仕方を学ぶ。糸の結び方と投げ込みを練習する。釣り針の準備の仕方,魚を洗って料理する方法を学ぶ。
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旅行の計画と持ち物リスト。グループで,旅行の目的を記した文書,全旅程表,非常時の連絡先情報,地図を含む旅行の詳細プランを作成する。持ち物リストを準備する。またデボーショナルを準備し,個人の祈りや聖文研究の時間も計画する。
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釣り旅行。旅行に出かける。旅行の準備のために行った活動で学んだスキルを使う。
旅行が宿泊を伴う場合,『手引き 第2部』13.6.12にあるガイドラインをおさらいする。