肉体的な健康
インターネットを安全に使う
目的
オンライン上の危険から身を守る。
説明
知識のある人を招いて,不適切なコンテンツを避けること,オンラインでのいじめやハラスメントに対処すること,いじめやハラスメントを行う人に気づくこと,個人情報が盗まれることを避けることなどについて教えてもらう。LDS.orgを調べて,個人と家族がインターネットを安全で賢く利用する助けとなるリソースを見つける。この活動を支援するために, 『若人の強さのために』 の「娯楽とメディア」セクションを活用することを検討する。
きちんと行われるスポーツナイト
目的
楽しいスポーツを通して,健康を増進する。
説明
一人の青少年に,グループにとって新しいスポーツについて教えてもらうか,または,なじみのあるスポーツを上達させるための技術を教えてもらう(あまり活発でない青少年,あるいはほかの宗教の友人を招くことを検討する)。グループでそのスポーツをする。競争する場面においても,友情の精神を保つ方法について話し合うことを検討する。身体的な活動から得られる健康の恩恵に焦点を当てる。
ディボーショナル・ハイキングを行う
目的
身体的および霊的な健康を保つことの大切さを教える。
説明
短時間のハイキングをし,その後で身体的および霊的な健康を保つことの大切さについて短いディボーショナルを行う。身体的および霊的な健康の両方が,いかにわたしたちの永遠の進歩にとって重要かということに焦点を当てる。『若人の強さのために』の「心身の健康」の項,あるいは,教義と聖約にある「知恵の言葉」からテーマを選んでもよい。この活動に両親を招待することを検討する。
交通安全
目的
交通安全や事故から身を守る運転方法について学ぶ。
説明
専門家を招き,交通安全について青少年に教えてもらう。 この話し合いの中で,安全な運転方法や,歩行者と自転車の安全の原則を学ぶとよい。 よく運転の妨げになることについて,青少年に尋ねる。 青少年に交通安全を守るための具体的な約束ごとを作るように勧める(運転中は携帯電話を見ない,など)。 青少年が学んだことについて問題を出し合ってもよい。
健康に良い食べ物さがし
目的
食べ物について,賢く健康に配慮した決断ができるように学ぶ。
説明
青少年がどのように購入する食品の栄養価を知ることができるか話し合う。地元の食料品店や市場へ行き,最も健康的な食材を買う練習をする。青少年をチーム分けして,それぞれのチームに最も健康的な食事のための買い物リストを書いてもらう。リストの食材を探し,最も健康的な物を選んでもらう。活動の最後に,青少年にリフレッシュメント用にいくつか健康的なスナックを買ってもらう。健康的な生活からもたらされる祝福について話し合う。
応急処置
目的
基本的な応急処置を学ぶ。
説明
だれか招いて,傷をきれいにする,CPR(心肺蘇生)の実施,のどにものを詰まらせた人を助ける,骨折の手当てなどの基本的な応急処置について教えたり,実演をしてもらう。青少年に学んだことを練習させ,救急キットをつくる機会を与える。災害訓練を行うことを検討する。地域の人々を招いて参加してもらい,さまざまなけが人の役をしてもらったり,青少年に応急処置を行う機会を与えることも考慮する。
情緒面の健康に関するLDSの考え方
目的
情緒的な健康を保つための主の標準と,それが大切な理由を学ぶ。
説明
『若人の強さのために』(25ページ)から情緒的な健康について読む。 情緒的な健康のために毎日行っていることや,それが主にとって大切であるのはなぜか話し合う。 情緒的な問題のある人とのカウンセリングに熟練した人を招き,青少年たちに話をしてもらう(LDSファミリーサービスの人や,同機関が推薦する人などが考えられる)。 また,ビショップを招いて,生活に喜びを見出すうえで贖いと主の御霊がどのような助けとなるかを話してもらう。
栄養について考える
目的
健康であることの大切さを学び, 健康に悪い習慣を変える計画を立てる。
説明
健康的な食習慣について話し合うために,栄養のテーマについて知識を持つ人を招待する。学んだことを応用するために,ここ数日食べた物をすべて書き出してもらい,その食物がどのくらい健康的であるかを評価してもらうとよい。また,いろいろな種類の食べ物の健康度について調査するように青少年のグループに割り当てたり,学んだことに従って栄養価の高い食事を作って食べたりすることもできる。青少年が教義と聖約89章を学び,知恵の言葉に従って生活するように決意してもらう(『神への務め』の「身体の健康」または,『成長するわたし』の「知識」徳質のプロジェクトを参照)。
緊急時の備え
目的
起こりうる緊急事態への備えを始めるとともに,ほかの人々が備えることができるように助ける。
説明
緊急事態への備えについて精通している人を招いて,青少年にさまざまな緊急事態に備える方法を教えてもらう。青少年が,応急手当備品,懐中電灯,水の入ったボトルなどが入った緊急用備品キットを作るように助ける。「備えていれば恐れることはない」(教義と聖約38:30)の聖句について話し合う。青少年が,緊急事態への備えについて自分たちが学んだことを家族や地域の人々に教えることができる「備えのためのフェア」を開催する。
自分たちの料理本を作る
目的
健康的な食事のレシピを分かち合う。
説明
青少年に自分たちの好きなレシピを持ってきてもらい,それを簡単な料理本にまとめる。食事の計画,準備,料理の基本,および栄養について話す。可能であれば,各青少年に自分たちのレシピで作ったものを一品,持ってきてもらうとよい。いくつかの青少年のチームで競争をするのもよい。
護身術
目的
危険な状況を避け,対処する技術と自信を得る。
説明
地元の護身術の専門家あるいは警察官を招いて,青少年に身体への暴力あるいはその他の危険な状況から自分自身を守る方法を教えてもらう。青少年は,危険な状況を避けるための予防対策および基本的な護身術を学ぶことができる。青少年が学んでいることを練習する十分な時間が取れるように,数週間このテーマに焦点を当ててもよい。
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運動の夕べ
目的
身体の健康を改善する。
説明
様々な身体運動の仕方を学ぶ(ランニング,腹筋運動,腕立て伏せ,エアロビクス,ウエイトトレーニング,ヨガ,サイクリング,武道や青少年が興味を持つほかの運動など)。必要であれば,運動を教える専門知識を持つ人を見つけることもできる。青少年にこれらの運動をどのくらいできるか評価させ,これからの数週間それを改善するために計画を立ててもらう。 再度集まり,青少年に進捗状況を報告してもらう。いろいろな運動で,この活動を繰り返すことができる。なぜ主は,わたしたちの体を大切にするように望んでおられるかを話し合う。活動の一部として,『若人の強さのために』の「心身の健康」の項から学ぶことができる。