海を　わたる　ニーファイの　かぞく

ニーファイの　かぞくは　あれ野の　中を，8年間　たびしました。ついに，うつくしい　ばしょに　つきました。それは，海の　そばに　あり，たくさんの　くだものや　はちみつが　ありました。みんな　とても　しあわせでした。

でも，たびは　それで　おわりでは　ありませんでした。天の　お父さまは，ニーファイに　船を　つくるように　おめいじになりました。お父さまは　ニーファイに　できあがった　船の　ようすを　お見せになりました。また，船に　のって，すばらしい　新しい　土地に　行けると　やくそくしてくださいました。

ニーファイは　まず，どうぐを　作りました。その後，船を　作りはじめました。ニーファイの　お兄さんである　レーマンと　レムエルは，もんくを　言いました。ニーファイに　船が　作れるとは，しんじなかったのです。

ニーファイは，かぞくは　天の　お父さまを　しんらいすることが　できると　知っていました。

船が　かんせいしたとき，ニーファイの　かぞくは，海を　わたりはじめました。ある日，レーマンと　レムエルは　ニーファイに　はらを　立てて，ニーファイを　ひもで　しばってしまいました。大きな　あらしが　おこり，船は　風で　ふきもどされました。お兄さんたちは，くいあらためたので，ニーファイは　あんぜんに　船を　もとの　こうろに　もどすことが　できました。

ついに，ニーファイの　かぞくは　新しい　地の　かいがんに　たどりつきました。ニーファイと　かぞくは，天の　お父さまが　自分たちを　その地に　みちびいてくださったことを　知って，よろこびました。　

天の　お父さまは，いつも　やくそくを　まもってくださいます。